ポーズを取る(左から)バドミントンの戴資穎選手、シャープの戴正呉社長

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(台北 9日 中央社)シャープの台湾支社が販路拡大を狙って、バドミントン女子シングルス世界ランキング1位の戴資穎をイメージキャラクターに起用。台北で8日に行われた記者会見には、後任選びが注目を集める同社の戴正呉社長は日本から駆け付け、2人の「戴」が顔を合わせた。

戴社長は昨年8月の就任以来、経営再建に取り組んできた。東京証券取引所2部に降格していたシャープの株式は7日、1年4カ月ぶりに同1部への復帰を果たした。

1部復帰後の退任を示唆したこともある戴社長。共同CEO(最高経営責任者)体制で「ポスト戴」を育成する方針を18日の社内会議で検討すると明らかにした。

また、「日本人に引き継いでもらいたい」としながらも、経営危機に陥ったシャープを復活させることができたのは、自分が譲り合いの精神を大切にする日本人ではなく、台湾人だったからかもしれないとの考えも示した。

一方、バドミントンの戴選手について、戴社長は、進化を続ける彼女と、常にイノベーションを志すシャープとは「共通点がある」とし、「ダブル戴」で台湾の消費者にシャープブランドを支持してもらえればと期待を込めた。

(楊明珠/編集:塚越西穂)