38歳狂気の父、娘にピストルを渡し…(画像は『Fox News 2017年12月6日付「Arizona man gave gun to daughter, 14, told her to kill herself, officials say」(Mohave County Sheriff’s Office)』のスクリーンショット)

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中学生の娘はそもそも親の言うことなど素直に聞かない―それを理解していなかった父親は、拳銃を手にすると娘にあることを迫った。“世も末の銃社会アメリカ”またしてもこのフレーズを使用したくなるニュースが米アリゾナ州から伝わってきた。

事件はアリゾナ州フォート・モハビのある家庭で今月3日に起きた。逮捕・起訴されたのはユリス・ラフェット・ベルIVという38歳の父親で、14歳の娘に拳銃を渡しながら「これで自分を撃って死んでくれ」と命じた疑いがもたれている。

モハビ郡保安官事務所の報告に基づいて『Fox News』などが伝えたところによれば、拳銃は口径9ミリ。娘は4日に学校職員にその事実を告げ、職員が警察へ911番通報した。取り調べに対してユリスは「実弾は入っていなかった」と供述したが、同保安官事務所ではそれが事実か否かを確認できないことから、児童虐待、そして銃器使用に関する誤った認識と無秩序な行為によりわが子を不安と危険に陥れたとしてユリスを正式に起訴した。

自身が娘殺しの犯罪者になるのはゴメンだという身勝手きわまりないユリスは、警察に「娘のしつけがうまくいかず手に負えなくなっていた」ともこぼしている。父親としてわが子にどれほど立派な後ろ姿を見せてきたのか、この結末からは娘の反抗的な態度に秘められた様々な主張がみてとれる。

画像は『Fox News 2017年12月6日付「Arizona man gave gun to daughter, 14, told her to kill herself, officials say」(Mohave County Sheriff’s Office)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)