ボクシング、WBO世界ウエルター級タイトルマッチ。ジェフ・ホーン(左)と対戦するマニー・パッキャオ(2017年7月2日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】フィリピンを代表するボクサーで国会議員でもあるマニー・パッキャオ(Manny Pacquiao)が8日、議会が休会中の来年4月に総合格闘技大会「UFC(Ultimate Fighting Championship)」のスター選手、コナー・マクレガー(Conor McGregor、アイルランド)と対戦するための交渉を開始したことを明かした。

 元8階級王者のパッキャオは、今年8月のメガファイトで元無敗王者フロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、米国)氏に敗れたマクレガーとの試合を模索しているとの報道について問われると、「交渉が可能ならば、私は何の問題もない。われわれはどちらもOKだ」と述べた。

 すでにマクレガーのトレーナーと接触したのかについても、パッキャオはAFPの取材に対して「ほんのさわりだけだ。しかし、その後の話し合いは行われていない」とコメントしたが、ボクシング界に進出を果たしたマクレガーも、自分とのファイトには前向きだと聞いていると明かした。

 パッキャオは先月、自身のツイッター(Twitter)やインスタグラム(Instagram)で、マクレガーがSNS上で使っているハンドルネームの「@ThenotoriousMMA」を使い、「感謝祭おめでとう! @thenotoriousmma 元気でいろよ、わが友よ。#realboxingmatch #2018(2018年に本当のボクシングマッチを)」と投稿するなど、マクレガーとの試合に批判的な態度をみせていた。

 今月39歳になるパッキャオは、引退を撤回して2016年11月に臨んだWBOウエルター級タイトルマッチでジェシー・バルガス(Jessie Vargas、米国)からベルトを奪取したものの、今年7月にはジェフ・ホーン(Jeff Horn、オーストラリア)に敗れてタイトルを失った。

 米ラスベガスで今年8月に行われたメイウェザー氏との注目対決で10回TKO負けを喫して以降、総合格闘技とボクシングの試合に出場していないマクレガーと同じく、パッキャオも2015年にメイウェザー氏との「世紀のファイト」で失意の敗戦を経験している。

 母国では英雄とあがめられ、ボクシングで築いた名声を政治のキャリアに生かして2016年の上院議員選挙に当選したパッキャオは、マクレガーについて、ホーンに敗れて以来となるリングで対決する可能性がある大勢の相手の一人にすぎないとしており、「4月までに、対戦相手として誰に決まるかだ」とコメントした。

 パッキャオはまた、試合は議会の休会中に行わなければならないと強調した上で、ホーンとの再戦や、現WBA・WBC世界ウエルター級統一王者で29歳のキース・サーマン(Keith Thurman、米国)との試合の可能性も示唆すると、次戦の会場はマレーシアをはじめ、ドバイやマカオが候補に挙がっていると述べた。
【翻訳編集】AFPBB News