美貌と技巧を兼備する2列目のアタッカー、イ・ミナ。なでしこリーグではどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。(C)Getty Images

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 東アジアの盟主の座を決めるE-1選手権。男子に先立って、金曜日に女子の2試合が開催され、日本は韓国を相手に3-2の快勝を飾った。
 
 その韓国女子代表でひときわ注目を集めているのが、背番号10を担う攻撃の核、イ・ミナだ。大学時代から美人サッカー選手として人気を博し、現在は公式ファンクラブもあるほど。もちろん実力も申し分なく、所属する仁川現代製鉄では今季28試合に出場して15ゴール・10アシストを記録し、国内リーグ5連覇に貢献した。
 
 シーズン終了後の11月26日、INAC神戸との親善試合に出場。その試合後のインタビューで涙を浮かべながら、6年間在籍したチームに別れを告げた。なんと新天地は、対戦相手のINAC神戸。なでしこリーグの名門である。
 
 来春の新加入が決定していることもあり、今回の日韓戦ではイ・ミナへの関心度がすこぶる高かった。実際のゲームでは2列目で先発し、随所で効果的な動きを見せ、80分には右サイドから放った鋭いクロスでチームの2点目をアシスト。だが試合は2-3で一歩及ばず、試合後はしきりに反省の弁が漏れた。全国スポーツ紙の『スポーツソウル』が伝えている。
 
「結果にはすごくガッカリしている。チームは全力を尽くしてお互いを鼓舞しあったけど、それでも勝てなかった。でもまだ終わったわけじゃない。残りの2試合をかならず勝利して、優勝できる可能性がある限りはそれを目ざしたいと思う」
 
 日本代表メンバーとは、来春からなでしこリーグで対戦する。意識するところはあったのだろうか?
 
「日本でプレーするからといって、なにか今日の試合に特別なものがあったわけじゃない。本当に勝ちたかったゲーム。私はパスミスばかりでまるでダメだった。もっと自信を持ってプレーできる、アクティブな選手にならなければいけない。いつもチームを助けられるような、そんな選手になりたい」
 
 どこまでも謙虚にそう話したイ・ミナ。日本のファンにとっても、覚えておいてほしい名前だ。