8日、韓国国民の7割近くが「平昌五輪は成功する」と答えた世論調査の結果が発表された。写真はソウルにある平昌五輪関連の展示。

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2017年12月8日、韓国・聯合ニュースなどによると、韓国国民の7割近くが「平昌(ピョンチャン)五輪は成功する」と答えた世論調査の結果が発表された。

調査会社の韓国ギャラップが今月5〜7日に全国の成人1500人を対象にアンケートを行った結果、全体の68%が「平昌五輪は成功する」と答えた。また平昌五輪への関心度を聞いた設問では、31%が「大いに関心がある」と回答。「ある程度関心がある」とした33%と合わせて64%となり、「あまり関心がない」「まったく関心がない」(各24・10%)を上回った。

注目すべきは、「五輪観戦を目的に(開催地である)江原道(カンウォンド)に行く意向がある」と答えた人が32%に上ったことだ。

韓国の文化体育観光部が9月29日に発表した五輪に関する世論調査(15〜79歳、1000人を対象)では、「五輪は成功する」と答えた人が66.6%と、今回と調査対象や手法が異なるため単純比較はできないものの、おおむね似通った数値が出ていた。しかし「競技会場を訪れ観戦する」と答えた人はわずか7.1%で、「テレビで観戦する」という人が81.7%に達していたのだ。なお、同調査で「五輪に関心がある」「五輪が楽しみだ」とした人はそれぞれ39.9%、43.6%だった。

冬のスポーツ強国であるロシアの参加禁止が決まったほか、朝鮮半島情勢の悪化を受け欧州などからは選手団派遣を懸念する声も上がり、開催成功に「赤信号」がともった(韓国メディア)と伝えられている同五輪。また、いざ観客の立場で考えても、「寒過ぎるメーンスタジアム」や高額な観戦チケット、「ぼったくり」と批判が出ている現地宿泊料金の高騰など、現地へのハードルは相当に高いと言われている。

しかし、いよいよ開催が約2カ月に迫り、韓国国民の心境に変化があったということか。ネット上では「歴代級の失敗五輪になりそう」とか「五輪なんかに興味なし」といった冷ややかな声ばかりが目立っていたが、今回の調査結果を報じる記事には「必ず成功することを願っている」「国民の一人として平昌の成功を祈る」と期待の声が多く寄せられている。

また「せっかく誘致したんだから成功させようと思うのは当然のこと。自国で開くイベントをけなしてばかりいる人はどういうつもりなんだ?」と否定派への怒りの声や、「確かに、僕も去年までは興味がなかったけど政権が代わって興味が出てきた」「今日また2枚チケットを予約したよ」との告白もあった。(編集/吉金)