7月以来、2度目のCBでの先発となったDF鮫島彩

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[12.8 E-1選手権女子 日本3-2韓国 千葉市蘇我球技場]

 E-1選手権の初戦、韓国との一戦に臨んだ日本女子代表(なでしこジャパン)は、若手選手を多くスタメンに起用した。4バックの4枚は右からDF大矢歩、DF鮫島彩、DF三宅史織、DF万屋美穂。鮫島以外は20代前半の選手で、なでしこジャパンとしても大矢が7試合目、万屋が6試合目、三宅が4試合目だった。

 代表83試合目となった鮫島も、これまで主戦場としていた左SBではなく、CBとしての先発になっていた。CBでの先発は7月に行ったアメリカ遠征でのブラジル戦以来で、2度目。前半16分にはバックパスがあわやオウンゴールという場面を作ってしまうなど、不安定さを露呈した。

 鮫島は「結果が欲しかったので、その点に関しては良かったが、もう少しはめられたんじゃないかなと思います」とボール奪取の部分で課題があったと説明。ミスの場面については、「GKとというよりは4人のDFラインの連携の部分。そこは早急に修正が必要だなと思います」と振り返った。

 高倉麻子監督は会見で「選手が複数ポジションをこなすことで、いろんな形に変化が出来るチームが作りたい」と選手起用の意図を説明。「前向きなトライ」であることを強調すると、「若手の成長がない限りは、チームの前進はないと思っている」と今後も継続させたい考えを語った。

 鮫島は「今はチャレンジしているところ」と前向きに捉えているという。「試合前にこれをやろうということは選手間で決めて入ったけど、出来なかったことが多かった」と反省は忘れなかったが、「やろうとして出来なかったので、それは次に活かせるのかなと思います」とも話した。

(取材・文 児玉幸洋)
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