なでしこジャパン白星発進! 2度追いつかれるも途中出場の中島躍動で日韓戦を制す《EAFF E-1サッカー選手権》

写真拡大

▽なでしこジャパンは8日、EAFF E-1サッカー選手権の第1戦で韓国女子代表をフクダ電子アリーナに迎え、3-2で勝利した。

▽3大会ぶり3度目の東アジア制覇を目指すなでしこジャパンは、[4-4-2]を採用。GKに池田、最終ラインは右から大矢、三宅、鮫島、万屋を並べた。中盤の底で宇津木と阪口がコンビを組み、2列目は右に櫨、左に長谷川を起用。ツートップには岩渕と田中が入った。

▽序盤から試合のペースを握りたいなでしこジャパンだったが6分、韓国のハン・チェリンに左サイドからクロスを許す。ニアサイドに走り込んだユ・ヨンアに合わせられたが、これはDFが体でブロックして防ぐ。

▽このピンチを凌いだなでしこジャパンは直後に先制点。7分、左サイドを抜け出した万屋のクロスをファーサイドで田中がヘディングで合わせる。ふわりと浮いたボールはゴール左隅へと吸い込まれた。

▽一瞬の隙から先制点を奪ったなでしこジャパン。しかし13分、ボックス右手前からのFKをボックス左でハン・チェリンに収められると、クロスが宇津木の手に当たり、PKを与えてしまう。キッカーのチョ・ソヒョンが放ったシュートにGK池田がわずかに触れたものの、ボールはゴールに吸い込まれた。

▽試合を振り出しに戻されたなでしこジャパンは、韓国に押し込まれ始める。18分、中盤でのパスワークからカン・ユミに右サイドを突破され、クロスをボックス内のイ・ミナに右足ボレーで合わせられたが、ゴール上に外れた。

▽状況を落ち着かせたいなでしこジャパンは、細かいパス回しでのビルドアップからチャンスを窺うが、韓国の力強いプレッシングの前になかなか中盤を経由させることができない。

▽それでも終盤にかけて徐々にボールを保持し始めると45分、長谷川が田中とのパス交換で左サイドを突破。ボックス左外から意表を突くシュートを放つが、わずかにゴール上へと外れた。

▽1-1の同点で試合を折り返すと、後半立ち上がりに韓国にチャンスを作られる。50分、右サイドからのパスを収めたユ・ヨンアが一度預けると、ボックス内でイ・ミナに粘られ、最後はユ・ヨンアに左足でシュートを放たれるが、これは枠を外れて難を逃れた。

▽対するなでしこジャパンは54分、ボックス付近で櫨、岩渕とつないで最後は田中がミドルシュートを放つもGKキム・ジョンミの好守に阻まれてしまう。

▽攻勢を強めたいなでしこジャパンは60分に中島、70分に高木を投入して攻撃の活性化を図る。すると71分、大矢の右CKをボックス中央やや右で三宅が頭で合わせる。これがゴール前左に流れると、待ち構えていた中島が左足でニアサイドに流し込んだ。

▽ついに勝ち越しに成功したなでしこジャパンだったが80分、またもや韓国に追いつかれてしまう。ボックス右手前から簡単にクロスを許してしまうと、ファーサイドにフリーで走り込んでいたハン・チェリンに左足で右サイドネットに突き刺されてしまう。

▽それでも途中出場の中島から再びゴールが生まれる。83分、岩渕のパスをボックス手前で受けた中島が右足でシュート。これはクロスバーに直撃するも詰めていた岩渕がシュートカバーに入った相手DFを冷静にかわしてゴールに沈めた。

▽試合を3-2にしたなでしこジャパンはその後、時間をうまく使いながら攻勢を続けてクローズ。韓国に2度追いつかれるも3ゴール奪取したなでしこジャパンが白星スタートを切った。なでしこジャパンは次戦で11日に中国女子代表を迎え撃つ。