iPhone XのTrueDepthカメラの構成部分の一つであるVCSELの2番目に大きなサプライヤーが生産能力を拡張する計画が明らかになり、来年はすべてのiPhoneにTrueDepthカメラとFace IDが搭載される可能性が濃厚になってきました。

VCSELの生産能力の向上

AppleサプライヤーのFinisarは7日、2017年第4四半期の収支報告の中で、VCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting LASER: 垂直共振器面発光レーザー)の生産能力を拡大する計画を発表しました。
 
米国テキサス州のシャーマンに700,000平方フィート(東京ドーム約1.4個分)の製造プラントを購入したFinisarは、2018年第1四半期には収益をこれまでの数十倍の3,000万ドル(約34億円)に伸ばすと予測されています。
 
尚、AppleのVCSELサプライヤーの中で最大のLumentumの2017年第3四半期の収益は4,000万ドル(約45.4億円)でした。
 
VCSELの生産能力の拡張は、次世代iPhoneのためだけでなく、iPhone Xの現モデルの供給制約の緩和にもつながると考えられます。
 
ドットプロジェクタの構成要素であるVCSELは、特殊なレンズを介して赤外線ライトに変換されます。レーザーが対象物に照射され、反射が返ってくるまでの時間を測定することでFace IDなどの3Dセンシングが可能になります。
 
 
Source:Loup Ventures via AppleInsider
(lexi)