吉田大八監督×錦戸亮『羊の木』、ニック・ケイヴがカバーしたボブ・ディランの名曲が主題歌に

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 『紙の月』『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督と、錦戸亮が初タッグを組んだ映画『羊の木』の主題歌が、ニック・ケイヴ・アンド・ザ・バッド・シーズによるボブ・ディランの「Death Is Not the End」のカバーに決定した。

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 本作は、山上たつひこ&いがらしみきおが手がけた同名コミックを実写化したヒューマン・サスペンス。市役所職員の月末(錦戸)が、町が抱える過疎問題を解決するための元殺人犯を受け入れる“国家の極秘プロジェクト”を命じられる模様を描く。

 主題歌に決定した「Death Is Not the End」は、“死は終わりではない”と意味深に歌い上げられる楽曲で、1988年にボブ・ディランにより発表された。本作で採用された音源は、オーストラリアの鬼才ニック・ケイヴがカバーしたもの。ニック・ケイヴに加え、カイリー・ミノーグやザ・ポーグスのシェイン・マガウアンらが代わる代わるにボーカルをとっている。なお、この曲が収録されたニック・ケイヴ・アンド・ザ・バッド・シーズのアルバム名は『Murder Ballads』=“殺人者の歌”。歌詞や歌い手、収録アルバム名と、なにやら運命めいたものを感じさせるタッグとなった。

 あわせて、吉田監督からはコメントが寄せられている。

吉田大八監督コメント

告白すると、この歌が「希望」と「絶望」のどちらを歌っているのか、何度聞いてもわからないのです。その両方かもしれないし、全然違うのかもしれない。そしてそれは、この映画の締めくくりにとてもふさわしいと思えました。(でもやっぱり気になるので、知っている方がいればこっそり教えて下さい)(リアルサウンド編集部)