【ビルボード年間Hot Animation】2017年アニメ・チャートのトップは強力タッグによるコラボ曲

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映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の主題歌、DAOKO×米津玄師「打上花火」が2017年の“Hot Animation”を制した。「打上花火」は、8月21日付の同チャートで初登場首位を飾り、Twitterとダウンロード、ラジオの再生回数でCDのリリースと映画の公開前から求心力を蓄えると、そこからCDのリリース、ストリーミング、動画の解禁がスタートすると各指標で他の追随を許さない断トツのポイントを積み上げ、11週連続での同チャート首位を打ち立てた。

 中でも、セールスやルックアップ(CDのPC読み取り数)といったポイントの他に、動画再生数とストリーミングを大きく伸ばしている点に注目したい。米津の楽曲は「打上花火」以外にも3位に「ピースサイン」(アニメ『僕のヒーローアカデミア』OP)、5位に「orion」(NHK総合『3月のライオン』ED)とTOP5以内に3曲がチャート・インされており、それらを牽引しているのが動画の再生回数であることから、「打上花火」は米津の動画における評価ともリンクしており、このコラボならではの結果ともいえる。それに、ダウンロードやストリーミングのデジタル領域でのポイントは全く衰えを見せておらず、映画のヒットから時間が経過してもなお楽曲がリスナーの耳に届いていることがわかる。2017年、下半期に彗星のごとく現れた楽曲が今年らしいチャート・アクションで代表曲に輝いた。

 続く2位には、2016年にチャートで旋風を巻き起こした新海誠監督のアニメーション映画『君の名は。』の主題歌、RADWIMPS「前前前世」。4〜5月頃にはTO10から外れるなど落ち着きを見せていたが、7月に映画のDVD/Blu-rayが発売されたことを受け再びダウンロードやラジオの再生回数が上昇した。また、4位にチャート・インした映画『メアリと魔女の花』主題歌、SEKAI NO OWARI「RAIN」はバランスよくポイントを積み上げており、中でもルックアップで1位を獲得している。