【ヒット確実な新製品の「試してわかった」をレポート】

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プロの目利きたちがいち早くハンズオン! ヒット確実な気になる製品の試してわかったことをすべて教えます。

Gショックを思わせるデザインとタフ機能を持ち合わせたアクションカメラ



カシオからタフネスカメラの新ブランド「G'z EYE」(ジーズアイ)シリーズの第1弾として『GZE-1』が登場した。タフネス性能は、4mの落下耐衝撃と50mの防水、IP6Xの防塵、-10度の耐低温に対応。ボディは、丸く突き出た目玉のようなレンズを中心にして、その周辺をバンパーとLED、操作ボタンで囲んだ個性的なフォルムを採用。腕時計G-SHOCKシリーズで培ったノウハウを生かし、衝撃に強いだけでなく、使い勝手にも配慮した機能的なデザインに仕上がっている。



カシオ

G’z EYE GZE-1

実勢価格:4万8920円

【SPEC】

サイズ:W74.1×H75×D46.4mm

質量:172g(電池およびメモリカード含む)

撮像素子:1/2.3型CMOS(裏面照射型)

有効画素数:690万画素

焦点距離:13mm(35mmフィルム換算値)

レンズF値:F2.8

最大記録画素数:動画1920×1080(フルHD)、静止画(3008×2256)

内蔵メモリ:14.8MB

外部メモリ:microSDメモリカード

電池寿命:約1時間35分(動画連続撮影時)

通信機能:Bluetooth、Wi-Fi

超広角+タフ性能から生まれる新鮮な映像体験





とにかく使って楽しい、というのが『GZEー1』を体験した率直な感想だ。今回は、趣味のサイクリングや子どもとの外遊びに持ち出したが、アクティブな動きを丸ごと記録できることは「撮影」というよりは「体験」。既存のカメラでは撮れなかったような迫力と臨場感に満ちた写真や動画をどっぷり堪能できた。

特に面白いのは、カメラを構えて構図を考えながら撮るという従来の撮影スタイルから自由になれること。約172gの軽量ボディに画角190・8度の超広角レンズを搭載しているので、片手で持って腕を突き出すようにして撮れば、まるで指先がレンズになったような感覚でどの方向にも制約なくカメラを向けられる。

あるいは地面やベンチ、樹木、公園の遊具などの上にちょこんと置いて撮るのも楽しい。これまでにもレンズ部だけのカメラや、超広角対応の小型カメラはあったが、どうしても落下や破損が気になるため無茶な使い方はできなかった。だが耐衝撃&防水・防塵仕様の『GZEー1』なら、高所に設置したり、地面に直接置いたりすることが躊躇なく行える。さらにオプションのハーネスやスティックを活用し、撮り方の自由度をいっそう広げることも可能だ。

撮影時の画角や露出の確認などライブビューを表示するためには専用スマホアプリを使用する。アプリでは撮影のほか、各種設定や再生ができ、接続はBluetooth+WiーFiですんなり行える。またオプションの液晶付きコントローラーを使って撮ることも可能だ。

撮影モードは、オート撮影のほか、最高30コマ/秒の高速連写、シャッターを押す前を記録するパスト連写、タイムラプス動画、フルHD動画などに対応。4K非対応は少々残念だが、独自のドラマチックスロー機能はユニークだ。このモードでは、動画撮影時にスローボタンを押すことで、決定的な瞬間のみをスロー映像として記録できる。アウトドアユースはもちろん、日常的に使っても楽しめるカメラといえそうだ。

水深50m、4mからの落下にも耐え、タフなシーンで撮影できる



アウトドアでの使いやすさを重視したUIを採用





天面や側面には、大きめで押しやすい撮影ボタンや電源ボタンを配置。凹凸のあるバンパー形状は、レンズやボタンを守るだけでなく、撮影時のグリップポジションを固定するガイドとしても機能する。

迫力ある映像と静止画を記録可能





高速連写を使えば動きのあるシーンを捉えるのも簡単だ。レンズについては焦点距離13mm相当の超広角を採用。190.8度(静止画撮影時)という人間の視野を超えた広い画角によって、目の前の風景をすっぽりと捉えられる。

アクセサリーを使ってより自由な撮影が楽しめる





※『デジモノステーション』2018年1月号より抜粋。

関連サイト



G’z EYE GZE-1(CASIO)

text永山昌克

photo向殿政高