カナダ・トロントで開催された2015年パンアメリカン競技大会の陸上男子三段跳びに出場したペドロ・パブロ・ピカルド(2015年7月24日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】2013年と2015年の陸上世界選手権(IAAF World Championships in Athletics)の男子三段跳びで銀メダルを獲得し、今年4月に母国キューバを離れていたペドロ・パブロ・ピカルド(Pedro Pablo Pichardo)が7日、ポルトガル国籍を取得したと発表した。

 現在24歳のピカルドは、来年3月に行われる国際陸上競技連盟(IAAF)の会議で、国籍変更をめぐる出場制限が解除されるまで、欧州選手権(European Championships in Athletics)、世界陸上、そして五輪の競技に臨むことは不可能となっている。

 サッカーポルトガルリーグ1部のクラブで有名なベンフィカ(Benfica)の陸上部に所属しているピカルドは、クラブの本拠地エスタディオ・ダ・ルス(Estadio da Luz)で行われた記者会見で、「競技に関する問題は、自分が決められることではない。IAAFが適切な判断を下すことになる」とすると、「肝心なのは、自分が国の代表になれるということ。それはポルトガルだ」と語った。

 元世界ジュニアの王者でもあるピカルドは、三段跳びでは世界で5人しかいない18メートルジャンパーの一人として、18.08メートルの自己ベストを記録しており、米国のスター選手で圧倒的な強さを誇るクリスチャン・テイラー(Christian Taylor)を脅かす存在の一人とみられている。
【翻訳編集】AFPBB News