「『ファンタビ』にジョニー・デップを出さないで」の声に原作者が正式にコメント

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 映画『ハリーポッター』シリーズの前日譚『ファンタスティック・ビースト』シリーズに、ジョニー・デップが出演するのはふさわしくないとの声がファンから上がっていることについて、原作者J・K・ローリングが、12月7日(現地時間)に自身のウェブサイトJ.K. ROWLINGで正式にコメントを出した。

参考:「『ファンタビ』にジョニー・デップを出さないで」の声に原作者が正式にコメント

 シリーズ第1作目『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で巨大な敵グリンデルバルドを演じていたデップ。The Hollywood Reporterなどによれば、彼による元妻アンバー・ハードへのDV疑惑がファンから問題視され、グリンデルバルド役の再キャスティングを望む声が上がっていたそうだ。

 結果的にデップの降板はなかったが、ローリングは再キャスティングの可能性を検討したこともあったと明かしている。続投に困惑するファンたちの思いを認めつつも、「あの一件を理解した上で、映画製作者たちとわたしは、オリジナルキャストで続けることに満足しており、それだけでなくジョニーが主要キャラクターを演じることを嬉しく思っています」とコメント。「善悪の判断は、委員会で統治できるものではありません。フィクションの世界でも外の世界でも、わたしたちは正しいと思うことをしなければならないのです」と最後に付け加えている。

 またEntertainment Weeklyなどによれば、長年『ハリー・ポッター』シリーズと『ファンタスティック・ビースト』シリーズを手掛けてきた監督のデヴィッド・イェーツとプロデューサーのデヴィッド・ハイマンも米ワーナー・ブラザースを通して声明を発表。問題を真摯(しんし)に受け止めた上で「今後の作品でもグリンデルバルド役はジョニー・デップで進めていくという決定を支持します」とコメントしている。(阿部桜子)