米ミシガン州ランシングのインガム郡巡回裁判所に出廷した米国体操連盟の元チームドクター、ラリー・ナサール被告(2017年11月22日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米国体操連盟(USA Gymnastics)の元チームドクターで、同国の五輪代表メンバーを含めた100人以上の少女に対して性的暴行を加えたとされているラリー・ナサール(Larry Nassar)被告が7日、 児童ポルノ所持の罪で禁錮60年を言い渡された。7月に3件の児童ポルノ所持について有罪になっている54歳の同被告は、性的暴行について来月判決が下されることになっている。

 同日ミシガン州グランドラピッズ(Grand Rapids)の裁判所で開かれた法廷審問で、ナサール被告は1件につき最大20年の刑を科された。地元紙は判事の言葉を引用して「被告の行為は、彼が二度と子どもたちに近づいてはいけないことを示した」と伝えた。

「被告は自分が全能の神であり、巧妙に罪を逃れられると思い込んでいたとしか考えられない」

 報道ではまた、手錠を着けたまま法廷に連行されたナサール被告が、判事に対して自分の行為を恥じており、すべてを失ったと話したと伝えられている。

 米体操連盟に加えてミシガン州立大学(Michigan State University)でも仕事をしていたナサール被告は、児童ポルノのビデオグラフィックや画像を3万7000点以上も所持していたことが発覚。同州では他にも2つの事件で訴えられており、治療と見せかけて若いアスリートたちを虐待していたことなど、10件の有罪を認めている。

 ナサール被告から性的暴行を受けた被害者としては、これまで五輪金メダリストのマッケイラ・マロニー(McKayla Maroney)をはじめ、アレクサンドラ・レイズマン(Alexandra Raisman)やガブリエル・ダグラス(Gabrielle Douglas)ら米体操女子選手が名乗り出ている。
【翻訳編集】AFPBB News