「Amazon Echo」(中央)が揃って、我が家に「Clova WAVE」(右)、「Google Home」(左)の3つのスマートスピーカーが揃いました。「Amazon Echo」の価格は1万1980円。Amazonプライム会員なら4000円引きの7980円で購入出来ます。

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 Amazonから発売中のスマートスピーカー「Amazon Echo」を買いました。このデバイス、11月の初めに日本での発売が発表されたのですが、人気が爆発しているのか、あるいは単に在庫不足なのか、はたまた出荷数を調整しているのか、未だに予約申し込みをして、招待メールが来たら購入できるというシステムになっています。私は幸い比較的早い段階で招待メールを受け取ることができたので、これまで使ってみた感想をまとめたいと思います。

「Amazon Echo」(中央)が揃って、我が家に「Clova WAVE」(右)、「Google Home」(左)の3つのスマートスピーカーが揃いました。「Amazon Echo」の価格は1万1980円。Amazonプライム会員なら4000円引きの7980円で購入出来ます

 その前に、そもそもAmazon Echoって何ぞって話なんですが、米国ではもう3年も前から発売されているんですよね。日本ではLINEの「Clova WAVE」やGoogleの「Google Home」が先にリリースされていますが、実はスマートスピーカーで先行してきたのはAmazon。しかも米国では、ぶっちぎりで先頭を突っ走っている状態なのです。なーんて、つい偉そうに語ってしまいましたが、私がそのことを身をもって知ったのは実はつい最近のこと。今年の初めに取材した、CESという米国の大きな家電展示会がきっかけでした。そこには700を超える「Alexa」対応の機器やサービスが出展されていて、冷蔵庫も空気清浄機も自動車の車載システムも、「IoT」というキーワードで括られるありとあらゆるモノやサービスが、Alexaにつながっている、あるいはつながろうとしているような印象を受けたのです。そうそう紹介が遅れましたが、AlexaというのはAmazon Echoからアクセスできる、音声AIアシスタントの名前です。CESでは展示会場のあちこちから「アレクサ!」と話しかける声が聞こえてきて、「これはえらいことになっている!」と思った次第です。

上部にボタンがあるだけのめちゃくちゃシンプルな作り。シンプル過ぎる故にWi-Fi設定でつまづいたとき、再セットアップ方法がわからず苦労しました。ちなみにセットアップモードをオンにするには、「・」ボタンを長押しします

背面には電源コネクタと外部出力用の端子があります。Dolby デュアルスピーカー搭載で、音もなかなかいいですが、マイクの性能も良く、少々うるさくてもちゃんと声を聞き取ってくれます

 というわけですっかり前置きが長くなりましたが、そのAlexaがようやく日本で、日本語で使えるようになったということで、わくわくしながらAmazon Echoをセットアップしたわけです。が、いきなりWi-Fi設定でつまづいたり、当然ながらアメリカのように「ありとあらゆるものがつながる」という状態にはなっておらず……。購入後の率直な感想は、「ちょっと期待が大きすぎたかな」というものでした。もしCESでのフィーバーぶりを知らなければきっと、「Alexaすげー!」ともっと素直に感激していたと思います。だって米国に比べるとまだ少ないとはいえ、利用可能なサービスの数やできることの種類は、他のスマートスピーカーを圧倒しています。たとえばGoogleカレンダーに登録したスケジュールの読み上げは、ClovaやGoogleアシスタントでもできますが、予定の追加まで音声で簡単にできるのは今のところAlexaだけです。

Alexaを使ってやったことの履歴は、スマホの専用アプリのホーム画面に表示されるしくみになっています。変なことを話しかけると、Alexaがちゃんと聞き取った場合は、その記録もばっちり残ってしまいます

「アレクサ、予定を追加して」と話して、日時やタイトルを指定すれば即座に連携するGoogleカレンダーに反映されます。なおカレンダーはGoogleカレンダーだけでなく、OutlookやiCloudカレンダーとも連携可能です