風邪の予防・回復に!自宅で簡単に作れるジュースレシピ

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今年も風邪の流行が始まりましたね。今まさに風邪をひいている方や、病み上がりの方も少なくないのでは? また、「絶対に風邪をひくわけにはいかない」と細心の注意を払っている方もいるでしょう。そこでオススメしたいのが、病中の栄養摂取にはもちろん風邪予防にも役立つあの食材を使ったジュース。

今回は、ビューティーフードアドバイザー・ヨガインストラクターである筆者が健康管理のために飲んでいる“風邪を遠ざけるジュース”を紹介します。

風邪を寄せ付けない体作りに“にんじん”

野菜売り場に行けば必ずある野菜・にんじん。にんじんの何が風邪予防によいのかというと、粘膜や免疫機能を健康に保つ働きを持つβカロテンを含むことです。粘膜が弱ると体内にウイルスが侵入しやすくなるので、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなります。にんじんは、野菜の中でもトップクラスのβカロテン含有量を誇るので、積極的に摂るとよいでしょう。

とはいっても、このβカロテン(ビタミンA)は脂溶性の栄養素。過剰に摂りすぎると、水溶性の栄養素のように尿で排出されないので体調不良の原因となることもあるので覚えておきましょう。

にんじん嫌いでも飲みやすい「にんじんジュース」の作り方

それでは早速、にんじんを使ったジュースを作ってみましょう。

【材料】1人分

・にんじん・・・1/2本

・りんご・・・1/4個

・水・・・100ml

・はちみつ・・・小さじ

・シナモンパウダー・・・お好みで

【作り方】

(1)にんじん・りんごは皮を薄くむいてサイコロ型に切る。

(2)(1)と水をミキサーにかけて滑らかになるまで攪拌する。

(3)(2)をグラスに移したらはちみつを混ぜ、お好みでシナモンパウダーをふりかけたら完成。

りんごもまた健康によいと言われる食材。ポリフェノールが疲労の原因となる活性酸素の除去に役立ってくれます。ポリフェノールは皮の近くに多く含まれるので、薄めにむいてくださいね。

味付けには、砂糖よりも強力な殺菌作用を持つはちみつをオススメします。さらに、シナモンが苦手でなければ仕上げにふりかけてあげるとなおよし。血管拡張作用によって末端部まで血液を送りやすい状態を作り、血流を改善して冷えを軽減する効果が期待できます。

このジュースは、にんじんの他にも風邪の予防・回復に嬉しい食材をチョイスしています。りんごとはちみつの甘みが加わることでにんじんが苦手な方でも飲みやすく仕上がるので、この冬の健康管理に役立ててみませんか?

風邪の予防・回復に!自宅で簡単に作れるジュースレシピはWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

高木沙織

“美容”と“食”には密接な関係があることから、複数の「食」に関する資格を取得。イベント講師・執筆に携わる一方ヨガインストラクターとしても活動し、多角的に健康美作りをサポートする。