写真はイメージです

写真拡大

 年末に向けて、労働力不足が深刻化しそうだ。ただでさえ、労働力の需要が多い時期なのに、“年収の壁”を意識して働く時間を減らす主婦が多くなるからだ。

主婦が“年収の壁”を
意識して労働時間を調整

 厚生労働省の統計によると、卸売・小売業で働くパート社員の時給は2017年1月から1000円前後で推移しており、2年前と比べて4%ほど高い。一方、17年平均の月間労働時間は92時間で、2年前から3%減っている。

 時給が上がると、夫が所得税の配偶者控除を受けられる妻の給与収入の上限、いわゆる年収“103万円の壁”(社会保険料に影響するという意味では130万円)に達するまでの労働時間が短くなるので、働く時間を減らす主婦が多いのだろう。

 中でも、主婦の労働時間は、年末の減り方が他の月より多くなりそうだ。「“年収の壁”ギリギリまで働いて、その直前で年内の仕事を打ち止めにする」という主婦が多いからだ。

 合理的に考えれば、年末は労働力不足が深刻化して時給が上がる時期だから、年末に集中的に働くというのが最も合理的だ。しかし、もしかしたら年末に体調を崩して働けなくなるといったリスクを考えているのか、年末までの稼げるうちに稼いでおこうという人が意外に多い。

続きはこちら(ダイヤモンド・オンラインへの会員登録が必要な場合があります)