現在発売中の2018年1月号増刊・新年特大号の付録『一生使える肉レシピ』には、文字どおり一生使えるおいしい肉レシピがたっぷり。
先日はそのなかからコウケンテツさん考案の「山盛り豚とキャベツの和風ニンニク鍋」をつくってそのおいしさに驚きましたが、気になるメニューがもうひとつ。その名も「骨つき鶏のタッハンマリ」! こちらもつくってみました。やはりコウケンテツさんのレシピです。コウさんのレシピはどれもこれもおいしそうなので、かたっぱしから試したい気持ちです!!

塩味の優しい味わいがクセになりそう!シンプルな材料で調理できるのもありがたい

材料はこちらです。わが家の場合は肉好き夫のために、鶏肉を下記のレシピよりやや多めに用意しました。


【材料(4人分)】

・鶏モモ骨つきぶつ切り肉(さっと洗って水気をふき取る) 800〜900g
・A[ニンニク(つぶす)2かけ 長ネギの青い部分1本分 酒1カップ 塩小さじ1/2 水5カップ]
・ジャガイモ(皮をむいて1cm厚さの輪切り) 4個
・長ネギの白い部分(5cm長さに切って縦半分に切る) 1本分

2種類のタレ

・B[ユズの絞り汁、酒、みりん 各大さじ1 しょうゆ 大さじ2 酢 小さじ2]
・C[万能ネギ すりおろしニンニク1/2かけ 一味唐辛子小さじ1/2]

・締めのうどん 2玉


また、私の場合は徹底的に時短を意識したかったので、Cのニンニクはチューブを使用しました。それではレッツクッキング。

【つくり方】


アクがでたらとりますAと鶏肉を鍋に入れて弱火で30分ほど煮込んだら、Aの長ネギを取り出して、ジャガイモを入れて、10分ほど煮たら完成! なんと、お鍋の行程は以上です!


私の場合は、最初に鶏肉を30分煮込んでいる間に、BとCのタレをつくり、ジャガイモや万能ネギをカットする時間にあてました。無駄なく調理するって大切ですよね。


Bのタレは、材料を鍋に全部入れて、沸騰したら冷まします。そんなこんなで、あっという間にできあがり。


韓国風鍋というとキムチ鍋など辛いイメージがありますが、辛いものが苦手な人も、このタッハンマリはイケるのではないでしょうか。上品な塩味と、ほろほろと口の中でほどけるジャガイモの食感、そして主役の鶏肉がでしゃばらず、調和がとれていい感じ! ちなみに、BとCのタレでは、個人的にはCの方が好みで、Cばかりに走りがちでしたが、Bも負けじとおいしかったです。


締めには、うどんをいただきました。こちらも最後の最後までおいしくいただけましたが、溶いた卵を入れてみてもおいしそうですね。

なお、今回はあまりにおいしかったので、翌日のお昼用に取っておきました。


鍋の残りをジャーに入れて持参したのですが、いつもより少しだけ豪華なランチになりました。


年々脂っこい食べ物よりさっぱり優しい食べ物にシフトしている私は、こちらのレシピをこの冬何度も試してしまいそうです。材料も3品とシンプルなのもいいところ。どの材料も安く買えるので、節約レシピとしても活躍してくれそうです。

<レシピ/コウケンテツさん 写真・文/米村恵利子>