ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏(63)がきのう6日(2017年12月、日本時間)ストックホルムで授賞式を前に記者会見し、日本への思いを語った。

 

イシグロ氏は1954年、被爆した日本人女性を母に長崎で生まれた。5歳でイギリスの渡ったが、「遠い山なみの光」「わたしを離さないで」などの作品には日本の影響がはっきりとあり、長崎の情景描写も多い。ノーベル賞という言葉を初めて聞いたのも母からだったという。

 

原爆についてもふれる

 

祝賀のイベント会場に黒いスーツとシルバーのネクタイ姿で現れたイシグロ氏は「私の一部は日本人。この賞を誇りに思ってほしい」「母も原爆の犠牲者で、原爆のかげで私は育った」と語った。

 

司会の小倉智昭「ご本人が体の一部は日本人とおっしゃるのは、うれしいですね」

 

ニュースデスクの笠井信輔「現在はイギリス国籍ですが、ノーベル賞を日本語で認識してきたそうです」

 

イシグロ氏の本は早川書房から8冊出ている。17年間で99万部の売れ行きだったが、問い合わせが殺到し、受賞が伝えられてから115万部が売れた。

 

小倉「すぐに買いに行っても1冊もなかったのが、2週間後には平積みになっていた」

 

梅津弥英子アナ「記憶をていねいに紡ぐようで、核や戦争にも問題意識があります」