サッカーファミリーの絆はかくも美しく温かく 英2部DFがアマチュアプレーヤーのリハビリ費用を全額負担

写真拡大

▽チャンピオンシップ(イングランド2部)に所属するブリストル・シティのイングランド人DFジョー・ブライアン(24)の漢気溢れる行動が多くの称賛を浴びている。イギリス『ガーディアン』が伝えている。

▽現在、チャンピオンシップのブリストルの左サイドバックとしてプレーしているブライアンは先日、イングランド11部に所属するネイルシー&ティッケナムFCのアマチュアプレーヤー、クリス・コナーが試合中に脛骨と腓骨を骨折する重傷を負ったことを伝え聞いた。さらに、このケガによって自営業者のコナーが数カ月間に渡って仕事ができないことを知ったブライアンは、全く面識がないにも関わらず、同選手のリハビリ費用を全額負担することを申し出た。

▽ネイルシー&ティッケナムFCは、ブライアンのこの申し出を快く受け入れ、クラブ公式サイトを通じて、「素晴らしいジェスチャーだ」と同選手の計らいを称賛していた。

▽ブライアンはイギリス『BBCブリストル』を通じて、今回の申し出を行った理由について以下のように語っている。

「スコット・マレー(ブリストルの用具係)のツイッターの投稿を通じて、彼(コナー)の状況を知った。彼は同じフットボーラーの仲間であり、彼は自営業者でもある。それに、もうすぐクリスマスが来るんだ」

「ちょうど、僕たちのクラブにいるフィジオ(理学療法士)の1人がネイルシーでプレーしていたから、彼に“君は彼(コナー)のリハビリを手伝ってあげることはできる? その費用は全て僕に支払わせてくれ”と話したんだ。幸い、僕はそういった手伝いをできる立場にいるし、昔から困った人を助けるように育てられてきたんだ」

「僕たちは彼に起きたような重大なケガを恐れている。僕自身、今回ほど深刻なケガではないけど、過去にケガから来る精神的な痛みを経験してきたんだ」

▽なお、今回のケガによって来年3月まで本業の仕事をこなせないコナーを支えるため、地元のプロクラブ、ブリストル・シティ、ブリストル・ローヴァーの選手たちが寄付を行っている。

▽プロフットボーラーといえども、プレミアリーグの一流プレーヤーに比べて決して多くのサラリーを稼いでるわけではないブライアンだが、同じフットボールを愛する仲間の窮地に居ても立ってもいられなかったようだ。