ラファエル・ナダル

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シーズン終盤に膝を負傷…周囲の不安視に対して大事を取っての判断と一蹴

 男子テニスのラファエル・ナダル(スペイン)は、2017年シーズンを世界ランク1位で終えた。最終戦となったATPツアーファイナルズを膝の負傷で棄権したが、来たる新シーズンに向けて順調に回復しているという。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が伝えた。

 近年負傷に苦しんだナダルは今年、鮮やかな完全復活を果たした。

 1月の全豪オープン決勝でロジャー・フェデラー(スイス)とのテニス史に残る激戦を繰り広げると、その後のATPツアーでも順調なプレーぶりを披露。得意の全仏オープンで通算10度目の優勝を果たし、“赤土の帝王”ぶりを遺憾なく発揮した。そして、今季最後のグランドスラムとなった全米オープンも制するなど、31歳の今もなお健在であることを示した。

 ただ、シーズン通じての激戦が膝に影響を与えていた。シーズン終盤のスイス室内を欠場し、続くBNPパリバ・マスターズ、そしてツアーファイナルズも途中棄権となった。来季に向けて不安視されるが、ナダル自身は「怪我を抱えてしまったのは事実だよ、ただより良く回復するために、今は少し時間をおいているところだ」と大事を取っての判断だったとしている。

「アブダビと年明けのブリスベン国際でプレーする予定だ」

「数週間休んだ理由はそれで、自分のコンディションを管理し、再スタートする必要がある。全豪オープンの前に、(12月28日から開催される)アブダビと年明けのブリスベン国際でプレーする予定だ」

 ナダルはオフシーズン、ゴルフ界のスーパースター、タイガー・ウッズの試合を観戦したことも話題になった。「彼は試合への情熱を持っていて、もし彼が 良いコンディションなら、思うように練習できるだろう。それにメンタル的にはスペシャルな選手なのだから、その重要なことができないわけはないよ」とウッズを称えたナダル。その闘争心は、2018年に入っても熱く燃えたぎりそうだ。