炭酸をイメージした空間/アサヒ飲料明石工場

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アサヒ飲料明石工場は、1日最大600万本を製造する国内最大級の飲料工場。「三ツ矢サイダー」や「アサヒ十六茶」「WONDA」などの製造工程などを楽しく学べる。子供に人気のアトラクションも多く、見学後にはドリンクの試飲やおみやげも。イメージキャラクターのエコるんにも会える。<※情報は関西ファミリーウォーカー冬号より>

まずはエントランスで見学の受付を/アサヒ飲料明石工場

「三ツ矢サイダー」の炭酸をイメージしたデザインが壁や床などいたる所にあっておしゃれ!

■ 見学ルートをチェック!

炭酸をイメージしたエントランス。受付は入って右奥。エントランスのテレビにはアサヒのCMが!

スクリーン映像とお姉さんの解説でしっかり予習。マスコットキャラクターエコるんとニコるんが楽しく教えてくれる。

ここでは紙芝居で「三ツ矢サイダー」の歴史について教えてもらい、歴代マシンの展示を楽しもう。

缶の製造ラインで大量に流れてくる缶コーヒーに興奮。1分間に1600本のスピードで缶に中身を詰める様子が見られる。

ペットボトル製品の製造ラインではライン見学と共に、会社が力を入れているリサイクル方法を学ぶことができる。

アサヒの商品を試飲できるゲストホールで終わりのあいさつ。おみやげにアサヒのドリンクが1本もらえるのがうれしい。

■ 見どころはココ!

<Q.お姉さんの制服はなにでできてる?>

<A.ペットボトルを再利用している>

色を透明に統一したり、つぶしやすくすることでリサイクルしやすいペットボトルに。約14本分のペットボトルが1着分の制服に変わる。夏服と冬服で本数が異なる。実際に使用されている制服も展示。冬は夏服、夏は冬服を展示している。

<Q.十六茶の十六ってどういう意味?>

<A.6臓6腑4味覚を意味した16素材>

東洋健康思想に基づいて、6臓6腑4味覚に対しバランスよく刺激を与える16種類の健康素材を厳選。定期的に素材の一部を変更したり、味やデザインも変えている。玄米やナツメなどの16素材を展示。原材料を直接触れるコーナーも。

<Q.三ツ矢サイダーはいつからあるの?>

<A.明治時代、兵庫で生まれた>

1884(明治17)年に化学者のウィリアム・ガウランドが兵庫県多田村平野に湧き出る天然炭酸水を絶賛。その後、炭酸水に味と香りを付け売り出すと、あっという間に有名に。ミュージアムのマットや「三ツ矢サイダー」のボトルにも1884の数字が。

「愛され続ける理由が必ず見付かります。不思議な体験を通してアサヒの魅力をもっと知ってほしいです」と、見学案内担当の小南幸子さん。

オリジナルグッズやアサヒグループ食品の商品などを販売。

かわいいデザインの「バヤリース3ポケットクリアファイル」(280円)。

ビールと相性抜群、カリカリ食感がクセに。「ザルツプレッツェル」(770円)。

「なだ万」とのコラボ商品。隠し味にベーコン味の焼おかきをミックスした。「なだ万 クリームチーズおかき」(205円)。

■ おみやげはコレ!

アサヒ商品がおみやげに1本もらえる。「アサヒ十六茶」ファンのママも、「三ツ矢サイダー」が好きな子供もにっこり。

おみやげは人気商品の「アサヒ十六茶」「三ツ矢サイダー」「バヤリース」などのアサヒ飲料から好きな1本が選べる。

■工場見学DATA/見学可能人数:2〜120人 ※120人以上は応相談 見学可能時間:9:30〜15:00 休み:見学休日あり(要問い合わせ) 所要時間:90分 予約方法:前日までに電話で申込。受付は9:00〜17:00 年齢制限:なし おみやげ:ソフトドリンク 注意事項:製造ラインが稼働していない場合あり

■アサヒ飲料 明石工場<住所:明石市二見町南二見1-33 電話:078-941-2309 入場料:無料 駐車場:無料(30台) ※要予約、先着順 トイレ:1か所(おむつ交換台あり) 授乳室:なし 救護室:なし 飲食物の持込:不可 飲食施設:売店あり ベビーカー:可 アクセス:第二神明道路明石西ICより15分、または東二見駅よりタクシーで10分>【関西ウォーカー編集部】(関西ウォーカー・編集部)