「なしのつぶて」のつぶてって?

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「なしのつぶて」という言葉があります。このつぶてはと何を意味するのでしょうか。「なしのつぶて」は漢字にすると「梨の礫」と書きます。

「礫」とは何か?

礫とは小石を意味します。梨はフルーツの梨ですが、これと小石がどういうふうに関係してくるのでしょうか。実は「なしのつぶて」の梨は単に語感からあてられたものであって特に意味はないといわれています。「なし」は何もなし、ナッシングのなしなのです。「礫」とは小石を意味しますから、小石を投げても何の反応もない様子を「梨の礫」と表現したのです。

現代にある「梨の礫」

梨の礫とは、小石を投げたけれども何の反応もない様子であり転じて、何かを投げかけたけれども音沙汰がない様子があります。これは現代にもよく見られる現象だといえるでしょう。LINEの既読スルーなどは、まさに「梨の礫」の姿であるといえるかもしれません。昔のことわざではありますが、思わぬところで活用できるかもしれません。

使ってみる

「LINE送ったけれども梨の礫」「メールを送ったけれども梨の礫」といった活用ができるでしょう。コミュニケーションにおける現象や問題というのは、時代やツールが変わったとしても、根本のところは変わらないのだと気付かされるエピソードです。