日本の“サードウェーブコーヒー”はハマから乗ってやってくる郷愁の味?

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カフェでコーヒーを一杯、と言っても今やスタイルは様々です。
濃いめのローストでガッツリ飲ませるシアトル系コーヒーチェーン店もいまや全都道府県に行き届くまでに定着。
また近頃は更に個性あふれる付加価値を加えた“サードウェーブコーヒー”というワードが注目されています。

そんな多様な流れが相まみえる中、気になるカフェ「アバロンコーヒー(ABALLON COFFEE)」第1号店が横浜にオープンしました。
場所は京浜急行・上大岡駅にほど近い、リニューアルオープン間近の商業施設「アカフーパーク」北館1階。
オレンジ色の看板が目印のお店は、イマドキのモダンと昭和なノスタルジックが交差する一角にふさわしいスポットと言えそうです。

コンセプトは“街のノスタルジックモダンカフェ”

その立地にふさわしく、お店が狙うコンセプトは“街のノスタルジックモダンカフェ”。落ち着いた色彩を基調とした店内は、1960〜70年代にタイムスリップしたような懐かしさに包まれつつ、
外からの光をたっぷり取り入れた明るいライティング。それでいて電源やWi-Fiなどイマドキのカフェの“あったらいいな”も充実。
席のところどころにはコーヒーにまつわる書籍などが置かれ、カップから漂ってくる心地よい香りに誘われて気がつけばそれらに手を伸ばしてしまいそう。

厳選されたブレンド、オーダーごとに挽く丁寧さ

まさに、舌と鼻と目で味わい尽くす空間の主役はもちろんコーヒー。
独自のオリジナルブレンドと世界各国の産地から厳選したシングルオリジンコーヒーがラインナップ。
いずれもオーダーごとに挽いてからハンドドリップするという丁寧さです。
オリジナルブレンドの味は、程よく酸味がきいた昔ながらの喫茶店をイメージさせる深みのある味わい。
濃い目のローストになれきってしまっていた舌にはとりわけ新鮮に感じるかもしれません。
それがやや大きめな容量のカップで提供され、質・量ともに充実した味わいを楽しめるようになっています。

サンドイッチやスイーツも充実

そしてコーヒーの味とマッチするボリューム満点のサンドイッチもこの店自慢のひとつ。
大ぶりの餃子のようにぷっくり膨れた贅沢な具は見た目だけでもが然食欲をそそります。
さらに、トロピカルなフルーツがどどっとたっぷりトッピングされたオリジナルパンケーキを始め、スイーツの用意も充実しています。

狙うはアクティブミドル層

そんなアバロンコーヒーが狙うターゲットは、主に50歳代以上のアクティブミドル層。古き良き喫茶店文化の面影を知る世代に、
懐かしくてどこか新鮮なコーヒー体験を心ゆくまで楽しんでもらいたいとのこと。今後は横浜界隈にとどまらず東京都心へのチェーン展開を模索中とか。
日本のサードウェーブは文明開化よろしく港町ヨコハマから広がっていきそうです。