スイス・ローザンヌで理事会後に記者会見する国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(2017年12月5日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】国際オリンピック委員会(IOC)が5日、国家ぐるみのドーピングが指摘されているロシアについて、来年2月に開催される平昌冬季五輪への参加禁止を発表したことを受けて、ロシア国内で怒りの声が広がっている。

 IOCの発表に先立ち、ロシア・オリンピック委員会(ROC)のアレクサンドル・ジューコフ(Alexander Zhukov)会長は、スイス・ローザンヌ(Lausanne)で開かれたIOCの理事会で「罪のない人間を罰するのは不当かつ不道徳だ。五輪の基本理念と完全に矛盾する」と訴えていた。

 IOCは、国家ぐるみのドーピングを理由にロシアの平昌冬季五輪参加を禁止したとはいえ、一部のロシア選手については、厳格な条件下での出場を認めるとしている。

 IOCの決定を受けてロシア国内では、国が侮辱を受けたとする声に加え、競技をボイコットすべきだという提案も聞かれた。

 フィギュアスケートの有名コーチ、タチアナ・タラソワ(Tatyana Tarasova)氏はAFPに対し、IOCの決定は「全くもって不公平」だと語った上で、「これはわれわれの国技の抹殺に他ならない」という見方を示した。
【翻訳編集】AFPBB News