(写真=著者撮影)インタビューを受けるイ・ヨンファ

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“マッスル・ブーム”が高まりつつある韓国で、ひときわ人気を集めている“マッスル美女”がイ・ヨンファだ。

突発性難聴と耳管開放症というハンディキャップを乗り越え、国内最高峰の大会といえる「マッスルマニア」でグランプリを受賞。本業であるファッションデザイナーの仕事と並行して、現在はモデル活動やテレビ番組出演など活躍の幅を広げている。

(参考記事:【写真20連発!!】“マッスル美女”イ・ヨンファの一日に密着…筋トレから本業、シャワー室まで!?

今年夏には成人男性誌として世界的に有名な、あの『PLAY BOY』誌の韓国版の創刊号でプレイメイトも務め、「イ・ヨンファ、PLAY BOY韓国版のプレイメイト1号」(『NEWSIS』)と報じられたほどだ。

マッスル美女は日本好き!?

そんな彼女は、持病の治療のためにたびたび日本に訪れているという。日本の印象について聞くと、「日本は大好きです」と微笑んでこう続けた。

「特にファッションに魅力を感じました。これまではファッションに関心があるのは韓国人だけだと考えていましたが、まったくそんなことはありませんでした。むしろ、日本の方がはるかに先を行っています。

表参道も竹下通りも歩いてみましたが、東京は“東洋のLA”といってもいいぐらいの流行の最先端を走っています。自由奔放で、それぞれの個性がはっきりしている。とっても好感を持てました。

芸能人を見ても、韓国と違い、日本では個性が際立っている方が多い気がします。例えば水原希子さんや篠崎愛さんなども、個性的なところが好きです」

韓国において水原希子や篠崎愛の知名度は高い。特に篠崎愛は表紙を飾った男性誌『MAXIM KOREA』が完売したこともあるし、最近では写真集が爆発的な人気を誇っている。

“健康美”は日韓のみならず世界的なトレンド

そんなこともあってイ・ヨンファも篠崎愛のファッション・スタイルには関心があるそうだが、その一方で彼女は意外にも日本のドラマやアニメにも興味があるらしい。

「『きみはペット』や『ごくせん』は繰り返し観ている大好きな作品です。アニメで挙げるなら、『君の名は。』や『聲の形』が好きですね。もう何度も観ています」

以前に“上位1%の神ボディ”イェ・ジョンファも独占インタビューの際に日本好きであることを明かしてくれたが、韓国のマッスル美女の間でも日本のコンテンツの人気は高いようだ。

「オクラや納豆など日本の食べ物も大好きです」と語るイ・ヨンファだが、韓国同様に日本でも“腹筋女子”など体を鍛える女性が増えていることを伝えると、彼女ならではの持論を展開してくれた。

「日本に限らず、体を鍛えることは世界的なトレンドとなっているのでしょう。ハリウッドでも、顔よりも体の一部分がホットイシューとなることが珍しくありません。例えばキム・カーダシアンはヒップ、ケンダル・ジェンナーは腹筋といった感じです」

キム・カーダシアンやケンダル・ジェンナーは、いずれも世界的な人気を誇るアメリカのファッションモデルだ。イ・ヨンファは彼女たちのインスタグラムをフォローしながら刺激を受けているそうだが、彼女のインスタグラムも多くのファンからフォローされている。

「顔だけではない全体的な美しさ」を

そうした自身に集まる関心は、韓国人の美意識の変化の表れでもあるとイ・ヨンファは考えている。

「女性たちは今、顔だけではない全体的な美しさを求めているのです。韓国にもその風は吹いていますし、“マッスル・ブーム”はその象徴でしょう。これまで韓国では、とにかく痩せていることが理想とされてきましたが、現在は西洋的なボディに憧れる人々も少なくありません」

実際、韓国では、日本でいうグラビアアイドルのような存在であるチアリーダーのなかでも、“健康美チアドル”チェ・ミジンなどが人気を集めている。

“健康美”は女性たちの間で重要なキーワードとなっているわけだが、そんな流れのなかで、イ・ヨンファにはどうしてもやりたいことがあるそうだ。

「私は体を鍛えることもひとつのデザインだと思っているのですが、ファッションと体のデザインを融合するのが夢なんです。衣服と体を切り離して考えるのではなく、同時にデザインするような新たな文化を作りたい。

それを発信するためにもインスタグラムを活用しているわけですが、いつか私自身が、人々のライフスタイルに影響を与えられるアイコンになれたらうれしいですね」

ファッションデザイナーにしてマッスル美女である彼女ならではの夢だといえるだろう。韓国の“健康美のアイコン”として、人々に影響を与え続けるイ・ヨンファのさらなる活躍に期待したい。

(文=慎 武宏)