中央労働災害防止協会はこのほど、中国浙江省杭州市で、日系企業の安全衛生担当者を対象に、ゼロ災運動及びOSHMS(労働安全衛生マネジメントシステム)の勉強会と安全衛生の交流会を、横浜ゴム杭州工場の全面的な協力を得て開催した。写真は同勉強会・交流会。

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中央労働災害防止協会(中災防・八牧暢行理事長)は、2017年11月22日に、多くの日本企業が進出している中国浙江省杭州市で、日系企業の安全衛生担当者を対象に、ゼロ災運動及びOSHMS(労働安全衛生マネジメントシステム)の勉強会と安全衛生の交流会を、杭州優科豪馬輪胎有限公司(横浜ゴム杭州工場)の全面的な協力を得て開催した。各企業から定員40人を上回る参加があり、日系企業の安全衛生活動に対する関心の高さが窺われた。

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勉強会・交流会では、中国の政府系機関である中国安全生産科学研究院(安科院)の謝英暉教授から、危険予知活動の理論や手法について講義があり、続いて、中災防JISHA-ISO審査センター白崎彰久所長から、来年3月発行予定のISO45001(労働安全衛生マネジメントシステム)の規格化の状況や、日本の厚生労働省と経済産業省が推奨し、日本が独自に推進する「日本版マネジメント規格」について情報提供が行われた。また、横浜ゴム杭州工場における安全衛生活動の取り組みについて、同社の中国人の安全衛生担当者や管理者から、実際に生産現場を見ながら説明を受け、日本の生産現場以上の活発さを目の当たりにして、参加者の多くが驚きを隠せなかった。

勉強会・交流会を通じて、日本生まれの安全衛生活動が確実に中国に根ざしつつあることが分かった。参加した多くの日本人から「この様な取り組みがさらに拡大して、中国での労働災害の減少に貢献してほしい」との声が上がった。(HY)