中国で自動車が歩行者に道を譲り始めた。しかし、「道を譲る」という行為に対し、否定的な声も少なくない。

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2017年12月3日、中国メディア・騰訊(テンセント)は「中国で自動車が歩行者に道を譲り始めた」と報じた。

12月1日から新たな交通規則が実施され、「横断歩道を渡ろうとしている歩行者に道を譲らないと処罰の対象となる」と一部メディアが報じた。歩行者に道を譲らなければ100〜200元(約1700〜3400円)の罰金が科せられることもあって、道を譲る運転者が増えているという。

実際にはそうした規定は以前からあり、多くの都市で監視カメラの設置が進み、一部の地域で取り締まりを強化するキャンペーンが行われているだけだが、この「道を譲る」という行為の是非について、ネット上で意見が割れている。

好意的に見る声も多い一方で、「今の中国では現実的ではない」「状況を考慮せず歩行者のために一時停車すれば事故や渋滞を招く」「後続車のプレッシャーもあって、道を譲りたくてもなかなかできない」「取り締まり強化はただの罰金目的では」など否定的な見方も少なくないという。(翻訳・編集/岡田)