ナダルに見るプロテニス選手のお金の使い道とは?

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プロテニスプレーヤーは高収入を得ていることでも知られている。たとえば、錦織圭(日清食品)は3350万ドル(約38億円、1ドル=113円、フォーブス調べ)を2016年に稼いだといわれている。

特に、世界ランキングで1位になるようなトップ選手ともなれば、その稼ぎ出す金額も膨大だ。ロジャー・フェデラー(スイス)は年間で6780万ドルを稼ぐといわれており、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の年収も5580万ドルとなっており、年収でも巨大な存在感を示している。

ちなみに、錦織はフォーブスの2016年版「世界で最も稼ぐテニス選手」ランキングによれば、年収で4位と大健闘しており、年収でもまさに「トッププロ」の位置を手にしていると言っていいだろう。

ただ、気になるのは、テニスのトッププロ選手が自らの稼ぎを何に使っているのかということではないだろうか。

そこで今回は世界ランキング1位、現役の王者であるラファエル・ナダル(スペイン)のお金の使い方を少し、覗いてみよう。

まずは賞金だが、ビジネスインサイダーによれば、ナダルは「全米オープン」で、370万ドルを得て、10回目のタイトルを手にした「全仏オープン」では最大で240万ドルを稼いでいるという。また広告などで、2600万ドルを2017年に稼いだそうだ。

ナダルの支出で比較的大きなものというと、マヨルカ島に開設したテニスを教えるラファエル・ナダルアカデミーのコストで、その費用は2500万ドルだといわれている。ナダル自身が負担したのは、その5%。125万ドルの計算だ。

ほかにもマドリッドに19世紀に建てられた高級住宅をナダルが購入しており、その費用は3000万ドルだといわれている。桁違いのテニスの実力を持つナダルはどうやら支出でも桁違いのようだ。

テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」で優勝した際のナダル
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)