4日、観察者網は、韓国サムスン電子のスマートフォン(スマホ)が中国でシェアを縮小している理由を考察した。写真はサムスンの端末。

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2017年12月4日、観察者網は、韓国サムスン電子のスマートフォン(スマホ)が中国でシェアを縮小している理由を考察した。

昨年末以降、中国のスマホ市場でサムスンのシェアが縮小を続けている。調査機関が発表したデータによると、今年第1四半期のサムスンの中国での出荷台数は前年同期に比べて60%前後急減。シェアは前年同期の8.6%から3.3%に急速に縮小した。今年第3四半期には2%程度まで落ち込んでいる。サムスンのスマホが売れなくなった理由はどこにあるのか。

記事は、「スマホ開発は今、素材や性能面での開発競争がピークに達し、各メーカーの製品は大同小異となっている。宣伝競争も激化し、各社はあの手この手で自社製品のPRに余念がない」と指摘。「ハイエンド製品でサムスンは曲面の画面を採用したが、液晶が割れるリスクが高くなった。米アップルは顔認証システムを前面に押し出し、中国の小米(シャオミ)は大画面を目玉にしている」とした。

そのうえで、「中・低価格帯の製品で、サムスン製品は割高感がネックになっている」と指摘。消費者の間で「サムスンのスマホに大金をつぎ込むのは無駄」との意識も広がっているといい、「スマホに多少詳しい消費者からは避けられている」現状があるという。記事は、「サムスン側も中・低価格帯を軽視しており、失ったシェアを次々と中国メーカーに奪われている」と指摘している。(翻訳・編集/大宮)