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12月7日(木)から10日(日)にかけて行われるフィギュアスケートのグランプリファイナル名古屋。

グランプリシリーズの上位6人で争うこの大会に初出場を決めている注目の日本人女子選手が、樋口新葉(ひぐち・わかば)だ。

現在16歳、来年1月2日の誕生日で17歳を迎える彼女は今シーズン、チャレンジャーシリーズのロンバルディア杯でショート・総合得点で自己ベストを更新するとともに日本歴代3番目の高得点で2位を獲得。その後グランプリシリーズのロシア大会で3位、中国大会で2位と出場した2大会連続で表彰台に上がり、グランプリファイナル初出場を決めた。

この初出場決定は本人にとっても驚きだったようで、決定時に彼女はTwitterで「Omg」(「Oh my God!」の略)と率直な気持ちを投稿している。

そんな彼女は、前述の年齢の通り、現在高校2年生。競泳の池江璃花子選手と卓球の平野美宇選手は同学年であり、休みの日には焼肉を食べに出かけるなど競技の垣根を越えての親交があるそうだ。

テレビ朝日では、ロンバルディア杯後の今年9月、そんな彼女の学校での様子を取材している。

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樋口が通うのは東京の日本橋女学館高校。

担任の先生によれば、樋口は試合や振付などで海外に遠征することが多く、学校に通える日は少ないというが、中学から同校に通っているためクラスメートたちとは打ち解けており、この日朝のホームルームではクラスから「ロンバルディア2位おめでとう」と祝福を受けた。

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授業を1〜5限まで受け、昼休みにはお弁当を食べ終わると体育館で鬼ごっこをするという活発な様子を見せた樋口。今シーズン、フリーでは映画『007』の演技をするなど氷の上ではクールな表情が印象深い彼女だが、学校では終始笑顔の絶えない明るい顔を見せていた。

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また英会話の授業では、ロンバルディア杯での思い出を少し恥ずかしそうに英語で発表。

実は同級生たちはこの直前までオーストラリアに修学旅行に行っており、その思い出を英作文で発表するという授業だったが、樋口は大会で修学旅行に行けなかったためロンバルディア杯の思い出を語り、いちばんの思い出は「winning competition」(競技会で勝ったこと)だと振り返っていた。

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学校ではこのような時間を過ごす樋口。

彼女についてクラスメートたちは、「(樋口は)中心的な存在。明るくて元気で、いつも笑ってる。学校にたまにしか来られないけど、来てると嬉しいです」と話しており、修学旅行も含めなかなか時間や思い出を共有できないものの、樋口が同級生から慕われ応援されていることが伝わってくる。

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樋口自身もこの日、「スケートの友だちは、仲良いけど、ライバル。でも、学校の友だちは何でも話せて、気持ちを分かってくれる。学校は気を抜いて、ラクに過ごせる場所。今日の自分は素の自分でした」と話しており、登校日は彼女にとって非常に大切なものであることがうかがえた。

「今度学校に来るときは、オリンピックを決めてみんなに報告したい」とも語っていた樋口。代表枠2枠をめぐる平昌五輪の代表選考に向け、今回のGPファイナルでいいアピールができるのか、その演技に注目だ。