3日、韓国メディアによると、韓国のソウル市がタイムズスクエアなど米ニューヨーク全域に掲示する予定だった観光PRポスターに「女性の体を商業化している」などの指摘が相次ぎ、物議を醸している。写真は韓服。

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2017年12月3日、韓国・京郷新聞などによると、韓国のソウル市がタイムズスクエアなど米ニューヨーク全域に掲示する予定だった観光PRポスターに「女性の体を商業化している」などの指摘が相次ぎ、物議を醸している。

ソウル市は先月30日、ニューヨーク市との都市共同マーケティングの一環として制作したソウルのPRポスターを公開した。ポスターには韓服(韓国の伝統衣装)を着た女性が胸元の結びひもに手を当てる様子の写真と、光化門などソウルを代表する観光地のイメージ写真が掲載されていた。また、ポスターの下の部分には英語で「ソウルでの忘れられない経験」と書かれていた。

同ポスターはタイムズスクエアなどニューヨーク全域にあるデジタルスクリーンやバス停に掲示される予定だった。しかし、ポスター公開後、韓国のSNS上には批判の声が相次いだという。

ネットユーザーらは「ポスターが性的であり、女性の体を商業化している」と指摘した。あるネットユーザーはフェイスブックに「ソウルに遊びに来てとPRするポスターに韓服を着た女性が結びひもを触っているイメージ写真を使用するのはどういう意味なのか」と書き込んだ。また、就活生だという20代の女性も「なぜ韓服を着た男性や、男女両方を登場させようと考えなかったのか」と疑問を示したという。

ネット上に波紋が広がると、ソウル市は今月1日に説明資料を発表し、「外国人観光客に人気の韓服体験をモチーフにポスターを制作した。東洋の神秘さ、過去と現代が調和するソウルを効果的に伝えようとした」と説明した。また、ソウル市関係者は3日に京郷新聞とのインタビューに応じ、「良い意図で制作したポスターだったが、煽情的だとの批判を真摯(しんし)に受け止め、問題となったポスターの代わりに光化門や東大門デザインプラザなどソウルの名所を掲載したポスターを使用することにした」と明らかにしたという。

この報道を見た韓国のネットユーザーからも「なんか不快」「韓服体験ではなく妓生体験のように見える」「売春婦のポスターかと思った」などポスターに対する不評の声が寄せられている。

また「ソウルに韓服を着た女性なんていない。もっと現代的でスタイリッシュなポスターにするべき」「ソウルのイメージと全く合わないということの方が問題」「性的かどうかは別として、もっとソウルっぽいものを使ってほしかった」と指摘する声も多い。

一方で「美しい写真だと思うけど…。これを見て性的だと感じる方がおかしい」「ちょっとオーバーでは?」「女性の私が見ても問題なし。今は朝鮮時代?。気にし過ぎだよ」と反論する声もみられた。(翻訳・編集/堂本)