おとなの週末で連載中の人気コラム「美味しい食の研究所 口福三味(こうふくざんまい)」。美味しい食を求めて、漫画家ラズウェル細木さんが実際に『食の実験』に挑戦。テーマにちなんだプチ情報やさっと作れる超簡単おつまみレシピもご紹介。今回のテーマは『大阪でうなぎバター寿司を食す』。

大阪でうなぎバター寿司を食す

東京にはなぜ、うなぎの握りがないのか

ラズウェルさんが訪れた大阪では、当たり前のようにあるうなぎの握り寿司。かたや、東京で見かけることはほぼありません。某大手回転寿司チェーンでも、関西にはあるものの、やはり東京にはなく。違う回転寿司店でようやく、うなぎの握りを見かけたことがある程度です。理由は、江戸前寿司は、海の魚をネタに握るため、川魚を使わないからだそうです。

うなぎバターだけではない、寿司の変わりネタ

うなぎバターもかなり珍しいネタですが、世の中には負けず劣らず変わりネタが存在しています。その多くは回転寿司に見られるのではないでしょうか。特に多いのがサーモン絡み。炙りやチーズの組み合わせに、果てはカルパッチョ風まで。今やなくてはならないバイプレーヤーです。最近は、肉寿司なるものも出てきました。まだまだ変わりネタは広がりそうです。

超簡単ラズウェル流おつまみレシピ【焼きナスバターご飯】

うなぎはやっぱり手が出しづらいというときに、ナスを使ってお安くできるバターご飯です。

.哀螢襦△泙燭肋凸屬如皮が真っ黒になるまでナスを焼く。

熱いうちに、ナスの皮を剝き、タテにいくつかに裂いてから二つに切る。

小鍋に、酒、みりん、醤油を煮立て、あればうなぎのタレも加える。

ぅ淵垢鯏蠧してタレを煮絡める。

デ々ご飯にバターを溶かして、小鍋のタレを少々垂らし、よくまぜる。

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▲うなぎに比べると、さすがにバターの味が勝っていますが、気分は味わえます。山椒の代わりに黒コショウもおすすめ。

今回訪問したお店 【じねん鰻谷南通り店】

大阪市中央区東心斎橋1-8-26
[TEL]06-6244-4111 
[営業時間]11時〜翌4時
[休日]無休
[交通アクセス]地下鉄御堂筋線心斎橋駅6番出口から徒歩5分

1996年の創業以降、大阪市内に4店舗展開。ボリュームのある寿司は、価格もリーズナブル。翌4時まで営業しているのもうれしいポイントだ。名物「うなぎバター」(2貫/486円)は、うなぎに何があうか試食し、一番美味しかった組み合わせ。他には、マヨネーズなども試したそう。

作者:ラズウェル細木

山形県米沢市出身の漫画家。旨い食と酒を求めて庶民目線で描いた漫画や著作が人気。代表作に『酒のほそ道』(日本文芸社)など

2015年11月号発売時点の情報です。