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●スケジュールバックアップ

ネットジャパンは、バックアップソフトの新バージョンである「ActiveImage Protector 2018」を2017年11月にリリースした。バックアップ完了直後にブートチェック(BootCheck)や結合などのイメージファイル操作を自動的に行う機能として追加された。また、バックアップイメージから指定したファイルやフォルダをActiveImage ProtectorのGUI上で、個別に復元が可能となった(従来は、イメージファイルをマウントして復元)。その際に、アクセス権などのパーミッション情報やストリーム情報も同時に復元可能となった。

○スケジュールバックアップ

では、スケジュールバックアップを行ってみる。左ペインのメニューから[バックアップ]→[バックアップスケジュールの作成]を選ぶ。

まずは、バックアップ対象の選択となる。

次に、保存先の指定となる。

[フォルダーを選択]をクリックし、保存先を指定する。ここでは、ネットワーク経由で保存先を指定した。

さらに、バックアップファイル名、圧縮について設定すれば完了となる。

次に、スケジュールである。ここでは、月曜の1時にベース、月曜から金曜の1時に増分バックアップを行う設定をした。

[OK]をクリックすると、スケジュールバックアップとなる。

ここでに、新機能のポストバックアッププロセスを設定してみる。[未設定]をクリックすると、図9のようになる。

[BootCheckを行う]にチェックを入れると、バックアップ完了後、イメージファイルがブート可能かのチェックが行われる。チェックには、仮想化ソフトのHyper-Vが使われる。もう1つが、結合機能である。

[結合を行う]にチェックを入れると有効になる。増分バックアップは、高速でファイルも小さくてすむ。しかし、その管理や保存に手間がかかる。そこで、結合の設定を行うことで、HDDの消費を抑制し、管理しやすくする。また、図8で[保有ポリシーを有効にする]にチェックを入れると、バックアップファイルの世代管理も可能になる。必要に応じて設定するとよいだろう。以上で、設定は完了となり、確認画面となる。

[完了]をクリックすると、スケジュールが登録され、指定の時刻にバックアップが行われる。

●新機能のファイル復元

○新機能のファイル復元

復元には、2種類ある。ファイル単位の復元とシステムでの復元である。ここでは、新機能のファイル復元を紹介しよう。ダッシュボードで[バックアップ]→[ファイル復元]を選ぶ。

イメージファイルから、復元ポイントを選択する。

[次へ]でファイル復元となる。

復元したいファイルを選んでいく。右下に[復元オプション:]があり、ここで復元の際にアクセス制御リストの復元も設定できる。あとは復元先を設定するだけである。

システムでの復元も簡単に紹介しておこう。作成した起動メディアから起動する。

ネットワーク経由の場合、[ユーティリティ]→[ネットワーク設定]で、各種設定を行ってほしい。[バックアップ]では、[ボリューム復元]のみとなる。

イメージファイルから復元ポイントを選び、復元設定を行う。

復元を行うと、以前のファイルなどはすべて上書きされる。

●ActiveImage Protector 2018の便利な機能

○ActiveImage Protector 2018の便利な機能

ActiveImage Protector 2018には多くの機能が搭載されているが、いくつかの特に便利な機能を紹介しよう。まずは、結合(コンソリデーション)である。スケジュールバックアップでは、ポストバックアッププロセスで新機能として追加された。しかし、手動で結合を行いたいこともある。ダッシュボードの[イメージ管理]から行う。結合したい増分ファイルを選び、[結合]をクリックする。

イメージバックアップの場合、イメージファイルが正しいかの確認が難しかった。2018ではBootCheckが導入され、起動の確認ができるようになった。2018の新機能ではないが、即時起動機能としてImageBootが搭載されている。復元や仮想化変換をしないで仮想マシンとして起動する。約1TBのイメージファイルの場合、復元だけで数時間かかる。ImageBootならば、数分で仮想マシンとして起動できる。

アプリやサービスの更新や変更などを、実際に試すことができる。ここがBootCheckとの違いである。即時起動には、もう1つvStandbyがある。

こちらは、ダウンタイムを少しでも減らしたいという要求に応えるものだ。これら3つの機能は重なる部分もあるが、それぞれに違いもある。目的に応じて使い分けるとよいだろう。

最後に、クライアント管理コンソールである。

ネットワーク上のホストにインストールされているActiveImage Protectorの管理をリモートで可能にする。現在のバックアップの状況などを確認し、リモートからバックアップを行うこともできる。

クライアント管理コンソール以外にも、リモート管理として、プッシュインストール機能もある。これらを組み合わせることで、より効率的な管理が可能になる。

ネットジャパンでは、無償の評価版も提供している。まずは、試してみてもよいだろう。