2日、米華字メディア・多維新聞は、朝鮮半島における戦争の可能性が高まっているとする中国紙の社説を伝えた。写真は中朝国境。

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2017年12月2日、米華字メディア・多維新聞は、朝鮮半島における戦争の可能性が高まっているとする中国紙の社説を紹介し、「戦争への準備完了を暗示か」と伝えている。

環球時報は2日「中国は力を尽くした、米朝は自分でまいた種を自分で片付けよ」とする社説を掲載。朝鮮半島問題について「わが国は力を尽くした。北朝鮮を説得できず、米国も動かすことができない中、わが国が次にできる唯一のことは、自らの原則を守ったうえで緊張の緩和に努め、最悪の状況に備えることだ。原則を守るうえでは、わが国は誰の顔色もうかがわない。誰かが過分な要求をしてくればわれわれも遠慮はしない」としている。

また、「朝鮮半島で最終的に戦争が起こる可能性が高まりつつあるが、わが国が起こす次のアクションは戦争が実際に起きるか起きないかを決定づけるものではない。わが国の大きな戦略は、自らの独立した立場や原則を守り、国連安保理で相対的に最も合理的な施策決定を促すこと。米国もしくは北朝鮮の過激な要求に譲歩することはない」と論じた。

さらに社説は、「事態がより悪い方向に急展開しても、わが国は充分に対処し得る準備と覚悟を持っている」と戦争状態への対応の準備をにおわせるような表現も。そして、「わが国の強い力をもってすれば、ちゅうちょすることなく国の利益を守ることができる。自分たちがまいた種は自分たちで片片付けよ。わが国は誰に対しても借りはない」としている。(翻訳・編集/川尻)