朗報が続々カナダから飛び込んできた。カルガリー(カナダ)で2日(2017年12月)行われたスピードスケートW杯第3戦の女子チームパシュートで、高木美帆、姉の高木菜那、菊池彩花が2分53秒88の世界記録で優勝した。

高木美は開幕1日の女子3000メートルでも3分57秒09で初優勝したほか、2日の1500メートルでも1分51秒79の日本記録で優勝し3連勝。さらに2日の女子500メートルでは小平奈緒も日本記録を0秒22更新し優勝している。

パシュートは3人が隊列を組んで6周し、最後尾に3人目がゴールしたタイムを競う。もっとも空気抵抗を受ける先頭がどれだけ速いタイムで後続を引っ張っていけるかが勝敗にカギになる。

日本は先月10日のW杯ヘーレンフェーン(オランダ)大会で、カナダの持つ世界記録を0秒02更新しており、今回はこのときの記録をさらに1秒89更新した。

もう2〜3秒は更新できた

 

この快挙にもかかわらず菊池「少し悔しいですね。最後離れなければもう2〜3秒はいけたと思うので」。エースの高木美「次の目標に向かって明確な課題が見えたレースだったと思う」。姉の高木菜「メンバーが変わってもタイムが出せるというのはすごい収穫だなと思った」。

パシュートが強くなったのは、ソチ五輪ではスピードスケートでメダルが1個も取れなかった反省から、日本スケート連盟が強豪・オランダからコーチを招くなどの強化策を図ってきた背景がある。

スタジオでは、司会の加藤浩次が「世界記録出して悔しいって!」いうのに驚いた。杉山愛(元プロテニスプレヤー)も「まだ伸びしろがあるというのは本当にすごい、底力からを感じますね」。

話題の少なかった冬季五輪だが、2カ月後に迫った韓国・平昌五輪は楽しみが増えそうだ。