男子ゴルフ、ヒーロー・ワールドチャレンジ最終日。4番ホールで観客の声援に応えるタイガー・ウッズ(2017年12月3日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子ゴルフ、ヒーロー・ワールドチャレンジ(2017 Hero World Challenge)は3日、バハマ・ナッソー(Nassau)のアルバニーGC(Albany Golf Club)で最終日が行われ、タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は4アンダー「68」で回り、復帰戦を通算8アンダーの9位タイで終えた。

 腰のけがの影響で一時はキャリアを脅かされた元世界ランキング1位のウッズは、1イーグル、6バーディーを奪ってスコアを伸ばしたが、コースレコードとなる「61」と圧巻のゴルフを披露して優勝を飾ったリッキー・ファウラー(Rickie Fowler、米国)には及ばなかった。

 最初の7ホール連続を含む、フロントラインで計8個のバーディーを取ったファウラーは、後半に入ってからも11、13、15番でバーディーを決め、ゴルフ界で特別な意味を持つ「60」切りを視界に捉えたが、その後はスコアを伸ばせず最終的に通算18アンダーでホールアウトした。

 最終日を2位と5打差の首位で迎えたチャーリー・ホフマン(Charley Hoffman、米国)はイーブンパー「72」で同胞のファウラーと4打差の2位。この日を2位タイでスタートしたジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)は3つ伸ばし、イングランドのトミー・フリートウッド(Tommy Fleetwood)と並び3位タイでフィニッシュした。

「68」で回った松山英樹(Hideki Matsuyama)は通算11アンダーでパトリック・リード(Patrick Reed、米国)とジャスティン・ローズ(Justin Rose、イングランド)と同じ5位タイだった。

■「明るい未来」

 好調なプレーを披露していた41歳のウッズにとっては、バックナインで飛び出したダブルボギーと2つのボギーが響いたが、4月に手術を受けるなど2月以来となった今回の復帰戦では励みになる収穫の方が多く、本人も言うように一週間を通して痛みを感じることなくプレーできたのが大きかった。

 イーグルを奪ったパー4の7番で見せたモンスタードライブなど、卓越したショットで男子テニスのスター選手ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)らギャラリーを大いに沸かせたウッズは「全体的に満足している。良い兆候をいくつか見せることができた」と4日間を振り返り、「明るい未来」へ向かっていると続けた。

 また、腰のけがで2015-16シーズンは棒に振ったウッズは「自分が4ラウンドすべてプレーできるのは分かっていた。それは問題ではなかった」とした上で、「問題はスコアや感触だった。それに、久々だったからアドレナリンになれることができるかという点だった」と付け加えている。

 その一方でウッズは、今大会で明るい材料を得ながらも「スケジュールがどうなるかは分からないが、来年はプレーするつもりだ。大会数や場所といったことは現時点で頭にないが、これから決めていく」と話し、2018年シーズンに向けて現段階で明確なプランはないとしている。
【翻訳編集】AFPBB News