1日、韓国・SBSがこのほど、和食が世界で人気を博している理由を分析する記事を報じた。写真は日本料理。

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2017年12月1日、韓国・SBSがこのほど、和食が世界で人気を博している理由を分析する記事を報じた。

11月に東京で開催された「和食産業展2017」を取材に訪れた韓国の記者。彼の目を引いたのは、和食としてまず思い浮かぶすしなどではなかった。会場には、イスラム教徒向けに作られたハラル認証済みの緑茶や、日本酒を混ぜた欧州のスパークリングワインなど、海外の人向けに日本の味を柔軟にアレンジした「新たな和食」が並んでいたという。記者はこの様子から、「日本的な、日本だけのものを強調するのではなく、ワインなど他国の優れた食文化と調和させる」ことで和食がグローバル化に成功していると分析。この「和食だからといって外国人に合わない日本料理の味を無理に押し付けたりしない」、「強要より調和」を目指す姿勢からは「食文化に対する自信がうかがえる」とリポートした。

またSBSは、世界の和食レストランが11万7000カ所以上に増え、最近、日本は食材輸出にも力を注いでいると紹介。日本政府が和食のグローバル化を通じて、再来年までに日本産農水産物の輸出額を年間10兆ウォン(約1兆円)規模に増やす計画だと伝えた。

このリポートに、韓国のネットユーザーからは「ドゥー・ユー・ノウ・キムチ?ドゥー・ユー・ライク・ビビンパ?…何十年もこれを強調する韓国」「90年代初めまで外国人がよく食べたカルビやチャプチェ(韓国式春雨炒め)などをおろそかにして、キムチを主力に押し上げたせい」「外国人にテンジャンチゲ(韓国式みそ汁)やキムチを作らせるのはもうやめて。韓国人の私ですらまり食べない」と韓国の取り組みへの嘆き節や、「日本は文化が多いからうらやましい」「日本のミシュランの数を見ると和食のすごさが分かる」など日本をうらやむ声が上がっている。

一部からは「最近韓国人がもっとも好んで食べるインスタントラーメンはどう?」、「日本政府は問題だけど、日本文化は見習うべき」「韓国も日本を見本にして国を救おう」と前向きなコメントも寄せられたが、「自国が嫌い、国民としての自尊心やプライドがない以上、韓国は日本のようになれない」と警鐘を鳴らすユーザーも見られるなど、韓国料理のグローバル化はそう簡単にはいかなそうだ。(翻訳・編集/松村)