私、清葉アキ子は現在43歳、絶賛婚活中。見た目はキレイなお姉さん系、都内出身、四年制大学を卒業後、編集兼ライターの仕事をしています。38歳から始めた婚活で体験したこと、わかってきたことを堅実女子の皆さんにお伝えできればと思い、ここで紹介します。婚活は、まさしくサバイバルなのです……。

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婚活はマーケティングだ!

だいぶ前になるが、婚活特集の取材で出会った某有名コスメブランドで広報を担当していた30代後半の女性が結婚した。この結婚、彼女は自ら「マーケティングによる戦略婚活」と言っていたのだが、その方法はまさに広報としての仕事で培ったマーケティングのノウハウを応用した婚活だった。その戦略は見事で、「結婚したい」と思ってから1年もせずに理想的な男性と婚約を果たしたのだ。

ウィキペディアによれば、マーケティングとは「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにするための概念。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す」。

欲しいと思う人がいるところに欲しいと思うものを届ける……そのための戦略は、「自分」という商品を“売約済”にする(つまり結婚!)のに、たしかに役立つ。

「結婚したいのにできない理由は、売り場を間違っている可能性が高いわね!」と、結婚相談所のやり手女所長は言う。「海辺のコンビニでバカ売れする浮き輪も、山奥のコンビニで浮き輪を置いておいてもめったに売れないでしょ?卵を買いに来た人は卵の棚に置いてある洗剤は買わない。よっぽどの粗悪品でない限り、売れないということは売り場が間違っているということよ!!」

いち早く“売約済”になるためのマーケティング戦略で、重要なことはたった2つだと私は思う。

1つは、「自分」という女性を欲しいと思う人がいる場所に身を置くこと。

せっかくいい商品であっても、倉庫にしまったままでは永遠に売れない。まずは市場に出さなくてはいけない。いままでどおりの世の中で「出会いがない」とつぶやいていても、何も変わらない。独身で結婚したいと思っている男性がいるところに出かけ、「自分」に興味を持ってくれそうな人の目に留まる必要がある。

せっかく倉庫から出しても、間違った売り場に置いては売れ残ってしまう。つまり、“浮き輪”の「自分」は“山奥のコンビニ”ではなく“海辺のコンビニ”に流通させなくてはならないし、卵売り場の棚では“洗剤”ではなく“卵”でいなくてはならない。売れないまま陳列された“洗剤”はやがて色あせ、ほこりをかぶって誰の目にも触れない場所に追いやられるか、返品されてしまう。返品になったら倉庫で完全にデットストックになるか廃棄される運命!

もうひとつのマーケティング戦略は?

もう1つは、その人たちが真に求める品質であること。

必ずしも高品質である必要はなく、市場に合う品質であることのほうが大事。近所のカジュアルなスーパーにハイクオリティーなものが置いてあっても手に取る人は少ない。欲しいと思う人のニーズにフィットする丁度いいクオリティーでいいのだ。お手頃感(経済的価値観)で選ぶ人もいれば、パッケージデザイン(ビジュアル)を重視する人や、メーカーへの信頼性(家柄や血筋、育ち、学歴など)で選ぶ人もいる。よっぽどの粗悪品かマニアックな商品でない限り、目に留まる特徴があればかなりの確率で売れるはず。

逆を言えば、高級スーパーに来るような男性を求めるなら、「自分」も彼らが求めるハイクオリティーな商品である必要がある。もしそうでないのなら、「自分」の身の丈に合わない高級スーパーで棚に置かれても、間違いなく即返品だ。どこかの国のイケメン王子様が「庶民の生活を楽しんでみたいな」とうっかり手に取ることを夢見ているうちに、厚くほこりをかぶってしまうに違いない。

自分という商品はどんな店のどんな場所に置かれるべき?

たった2つだが、これを実践するには実は事前にやらなくてはいけないことがある。一体、それは?〜その2〜に続きます。