北朝鮮の朝鮮中央通信は29日、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」の発射実験が成功したと報じた。発射実験に立ち会った金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長(右端)がガッツポーズを取っている=30日、ソウル(朝鮮中央通信=聯合ニュース)
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【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は3日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が鴨緑江タイヤ工場を視察したと報じた。同工場は、北朝鮮が11月29日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の「火星15」を発射した際に使った移動式発射台(TEL)のタイヤを生産したとみられる。

 通信は「最高領導者同志(正恩氏)は『11月大事変』の準備を精力的に指導していた9月、鴨緑江タイヤ工場にわれわれ式の9軸発射台車の大型タイヤを開発・生産するよう課題を提示した」と伝えた。11月大事変は火星15の発射を示すものとみられる。

 北朝鮮は火星15を発射後、片側9輪の自走発射台車を新たに開発・完成したと明らかにし、写真を公開した。この工場で車両のタイヤを生産したとみられる。7月にICBM級「火星14」を発射したときは片側8輪の発射台が使われた。

 金委員長は「輸入製品よりはるかに優秀な新型の大型タイヤを作り上げた鴨緑江タイヤ工場の労働者に深い感動を受けた」とした上で、「自力更生の革命精神を発揮していくとき、この世に乗り越えられない難関がないことをあらためて証明した」と強調した。