日々新しい店がオープンし、しのぎを削る食の激戦区・港区。そんな港区の中でも、食通ミュージシャン小宮山雄飛さんが長年通い続けるラーメン店がある。どうしてもまた食べたくなる、そんな一杯を紹介しよう。



ラーメン¥750
「西麻布のラーメン」といえばのココ!
『かおたんラーメン えんとつ屋 南青山店』のラーメン

一軒目は、約35年前にオープンし、いまや西麻布のラーメンの代名詞ともいえるこちら。

「もはや、港区のソウルフードと言っても過言ではない一杯に出会えるお店です。大学生時代、クラブ帰りにもう一軒! となるとココに行くのが定番でしたね。」



焼餃子は、野菜多めなシンプルな餡が特徴。ビールのお供に最適。餃子(6個)¥600、ビール¥450

「店外の席に座っていると、必ず知人が店の前を通り合流して、どんどん仲間が増えていく。楽しい場所でした。昔の西麻布は、カフェやバーが主流。お洒落な街で、あえて缶ビール片手に飲む。そんな気軽な感じと、アジアっぽい雑多な雰囲気が大好きでした」。

豚骨と鶏ガラを中火でじっくり8時間以上煮込んだスープのラーメンは、台湾ラーメンにも似たあっさりとした味わい。オープン当初、スタッフ全員が食の素人だったため、様々な試行錯誤をしてオリジナルの味を完成させたのだとか。



お酒のアテも充実。右から軟骨¥500、仔袋¥500

「こってりとした豚骨ラーメンが多い中、こちらは鶏ガラスープと合わせているからか、あっさりとしています。さらに、スープに浮かんだ揚げねぎが香ばしくて美味しいんですよね。

また、一品料理が充実してるのもイイ! 焼餃子などの定番から、軟骨、仔袋などの珍味まで揃っているのでつまみには困りません。学生時代からの思い出いっぱいの一軒です」



山小屋のような狭くも落ち着くレトロな内観。小上がり席もあり



夜は店外に20席が出現し、オープンテラスに変身


別乗せの具で一杯飲みたくなる和風ラーメンとは?



たかなそば¥950
路地裏に佇む名店は、別盛りが嬉しい
『和風ラーメン だるまや』のたかなそば

二軒目は、昭和51年創業から表参道で営業する老舗ラーメン店をご紹介しよう。

「こちらは僕のランチの定番の店です。小学生の頃、家が近所だったこともあり父と一緒に来たのが最初でした。ラーメンと言えば、麺の上に具材がのったスタイルしかないと思っていた僕にとって、こちらの別盛りのラーメンは衝撃でした。それから、ココの虜になったんです。」



各そばの具材だけのオーダーも可能。味変したいときやおつまみとして重宝。だるまそば そばの具¥600

「まずは、よく手で揉みこんだ縮れた自家製麺を楽しみ、次に和風であっさりとした味付けのスープ。その後、具材だけをおかずのように食べる。こうして、別々に堪能してから、ほぼ最後に具材を麺の上にのせて食べる、というのが僕の楽しみ方です。

食べる人によっていろいろな食べ方ができるのが素晴らしいですね。通常のラーメンとは一線を画す、こだわりを感じます。器なども和のテイストを取り入れていたりと独創性を感じます」。



カレーで味付けしたチャーハンはピリッと辛い。半ドライカレー炒飯¥600

厨房に立つのは歌舞伎町でラーメン屋を営んでいた実父である先代のもとで修業し、この地で独立したという店主。現在は、店主の次男、三男も店に立ち、家族で切り盛りしているのだとか。

「開発が進み、昔からのお店がほぼ残っていない表参道エリアで生き残る、数少ない名店です。これからも通い続けます」



テイクアウトでお弁当が買えるのも珍しい



骨董通りへの近道として使う、表参道の路地裏にある




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