グラスできらめく琥珀色のウイスキーに、夜の華やぎを感じる人も少なくないでしょう。

近年はハイボール(炭酸水割り)としてよく飲まれる一方で、ウイスキーには今でもお洒落な酒場で嗜む「大人のお酒」のイメージが漂います。

そんなウイスキーについて「敷居はぜんぜん高くないですよ」と明るく話すのは、高級洋酒を扱うMHD(モエ ヘネシー ディアジオ)社のアンバサダー、ロバート・ストックウェルさん(39)。「ボブさん」の愛称で知られる業界の有名人です。

今回はボブさんに、ウイスキーに合うおつまみや料理5つを選んでもらいました!

シングルモルトウイスキー・タリスカー

1.コロッケ

ボブさんによると、辛口のウイスキーは揚げ物や肉料理といった脂が濃い食事と相性が良いといいます。

コロッケはとてもいいですよ! 普通のジャガイモと挽き肉のコロッケに、ウイスキーをちょっと垂らすだけでとても美味しくなります。

出典元:fotolia

2.ギョーザ

スコッチやアイリッシュなど英国の印象が強いウイスキーですが、実は中華料理とも良くマッチするそうです。

ウイスキーと中華料理は相性がいいんです。口の中の脂っこさを洗うような感じになります。ハイボールなら山椒をまぶしてもよく合います。特にギョーザは一緒に食べると美味しいです。

出典元:fotolia

3.アポロ(チョコ)

ボブさんが家で飲むときによくお供にするというのが、日本のロングセラーのチョコ駄菓子「アポロ」です。

ウイスキーは、ベリー系の果物やチョコレートと相性がいいんです。イチゴ風味のアポロチョコは手軽に合わせられます。

「アポロ」チョコレート

4.フローズン・ベリー

冷凍したフルーツを氷代わりにウイスキーに沈める、ちょっとおしゃれな飲み方です。

氷の代わりに凍ったストロベリーやブルーベリーを入れると、ウイスキーを水っぽくなりすぎず割ることができ、フルーツの風味も楽しめます。ハイボールの代わりにいかがでしょうか。

出典元:fotolia

5.ケーキ

これからの季節、食卓をクリスマスケーキで彩る方もいるでしょう。ウイスキーは、スイーツの甘さにも相性が抜群といいます。

ウイスキーは、実はケーキにも合うんです。これからの季節、クリスマスケーキと一緒に飲むと良いでしょう。特にフルーツケーキはいいですね。

例えば、イチゴムースを作る時なんかも少し混ぜるととてもおいしくなります。

出典元:fotolia

ウイスキーは色々な遊び方をしていい

米ニューヨーク出身のボブさんがウイスキーと出会った場所は、意外にも日本です。

1996年に17歳で来日。日本の高校を経て進学した筑波大学では、剣道部で汗を流しました。

先輩の誘いがきっかけでウイスキーにはまり、卒業後には本場スコットランドの蒸留所4カ所で修行。軽やかな語り口は、豊かな知識と経験に裏打ちされています。

ウイスキーが嫌いという人には、いつも『あなたに合うウイスキーに出会っていないだけですよ』と伝えています。

ウイスキーは、甘いものにも辛いものにも合うので、色々な遊び方をしていいんです。高い度数も、割ると大して気になりません。

あ、ただし個人的にコーラ割りだけは邪道だと思っています。香りも味も消えてしまいます(笑)

ちなみに、ウイスキーの水割りは日本が発祥とされ、海外でも「Mizuwari」で通じる店があるそうです。

ウイスキーのフードペアリング(飲み物と食べ物を合わせ方)は、日本人から学べと言われます。スコットランドでは食後に飲むことが多いですが、日本では食事中に飲みますから。

ウイスキーのグラスについて解説するボブさん

値段が高く買いづらいという人にもアドバイスを送ります。

確かに決して安くはありませんが、ウイスキーは割って飲めばボトル1本あたり20杯ほど飲めます。

ワインなどに比べると保存性が高く、開封後も常温で取って置けるので意外とコスパがいいんです。

定番のビールや日本酒もいいですが、この冬はウイスキーで「スラーンジ・ヴァー!」(スコットランドでの乾杯!)と杯を交わしてみてはいかがでしょうか。