料理中や何かの作業中などふとした瞬間にやけどをしてしまうことはありますよね?寒い季節だと、ストーブで暖をとろうとしてやけどをしてしまうこともあります。やけどをしたら、すぐに正しい処置を取る必要があります。この記事では、やけどの仕組みや対処法について見ていきます。

やけどが起きる理由

そもそもやけどとは、熱いものや刺激の強い化学物質が皮膚に触れることで起こる現象です。やけどになると皮膚や皮膚の奥の細胞がダメージを受けてしまい、

・炎症
・腫れ
・水ぶくれ
・かゆみ
・痛み

といった症状が出てしまうのです。軽いものなら赤い腫れで済みますが、症状が深刻だと水ぶくれやただれが起き、さらに重症だと骨や筋肉にまで支障が出てしまいます。「やけどした!」と感じたときは、症状が深刻にならないように早めの対処が大切です。

まずは冷たい流水で冷やし続ける

やけどをすると、皮膚の熱が皮膚の奥にまで伝わることで症状がどんどん悪化していきます。まずは皮膚を冷やして、熱が広がるのを防ぎましょう。水道やシャワーなどで、大量の流水を使って患部を冷やしてください。ただし患部に直接流水をあてることはやめましょう。流水の水圧によって患部が刺激を受けてしまいます。患部より少し高めの位置から流水をあてて冷やすようにしてくださいね。流水で冷やす時間は長すぎると皮膚がふやけてしまいますから、5分程度でOKです。流水が用意できないときは、容器に張った冷水に患部を浸けておきましょう。

氷や保冷剤で冷やしたら軟膏を塗る

やけどは冷やすのが一番ですが、氷や保冷剤を使うときは患部に直接あてないように注意してください。患部を急激に冷やしてしまうと、今度は凍傷を起こしてしまう危険性があります。流水で冷やした後は、タオルで包んだ氷嚢や保冷剤をあてて患部を冷やすようにしましょう。しばらく冷やし続けることで炎症が広がるのを抑えます。症状の軽いやけどであれば、患部をある程度冷やした後でそこに抗生物質の軟膏を塗っておけばOKです。

範囲が広い場合や痛みが酷い場合は病院へ

患部をある程度冷やし続けても痛みが治まらない場合や、やけどの患部が広くて対処しきれない場合には、はやめに病院を受診しましょう。あまりに長く患部を冷やし続けていると、今度は低体温症になって体調を崩すリスクも出てきます。また、長く放置すると傷跡が残ります。やけどの様子を見ながら、医療機関で専門的な治療を受けることも視野に入れてくださいね。


writer:さじや