(写真提供=KLPGA)2015年大会はイ・ボミが韓国の主将に

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12月1日から愛知県の三好カントリー倶楽部で行われている女子ゴルフの「THE QUEENS presented by KOWA」。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)、韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)、オーストラリア女子プロゴルフ協会(ALPG)、ヨーロッパ女子プロゴルフツアー(LET)という、4ツアーによる対抗戦だ。

現在の形式になったのは2015年からで今年で3回目を迎えるが、この大会にどこよりも力が入っているのは韓国だろう。

韓国の「THE QUEENS」歴代出場選手たちの顔ぶれを見ると、常にベストメンバーを送り込んできたといってもいい。

第1回大会ではイ・ボミが主将を務めて準優勝(優勝は日本)。第2回大会では申ジエが主将を務めて優勝。また、第1回大会ではチョン・インジ、第2回大会ではパク・ソンヒョンも出場しているのだ。

“神セブン”とフレッシュな若手が融合

前回王者として挑む今回も、韓国は錚々たる顔ぶれを揃えて日本に乗り込んでいる。

例えば “韓国美女ゴルファー神セブン”のひとり、キム・ジャヨンだ。

5月の「斗山マッチプレー・チャンピオンシップ」で5年ぶりのツアー優勝に輝いた“フェアウェイの妖精”が、久々に日本にやってくる。

キム・ジャヨンについては以前、単独インタビューを紹介したので覚えている方もいらっしゃることだろう。日本のゴルフ文化や自身のファッション感覚について語る仕草は、まさに“フェアウェイの妖精”だった。
(参考記事:【現地取材】韓国女子ゴルフ界の美しき“妖精”キム・ジャヨンの目に日本はどう映るのか

また、「サマンサタバサ・レディース」で日本初参戦・初優勝を果たしたキム・ヘリム、3年連続の「THE QUEENS」出場となるペ・ソンウなどが名を連ねるが、今回の韓国チームの特長は“若さ”だ。

イ・ジョンウン(1996年生まれ)、オ・ジヒョン(1996年生まれ)、コ・ジンヨン(1995年生まれ)と若い選手が多く、韓国メディアによるとその平均年齢は24歳。日本、オーストラリア、ヨーロッパと比べると最も若い。

とはいえ、侮ってはならない。

別名“ホット・シックス”と呼ばれるイ・ジョンウンなどは、プロ2年目ながら今季は平均ストローク、最多勝(4勝)、賞金女王、大賞(年間最優秀選手)の4冠を達成し、文字通り、KLPGAの顔に躍り出たニューヒロイン。先日行われた「KLPGAアワード」でも受賞の栄誉にも授かった逸材たちだ。

そして、そんな韓国チームの主将に任命されたのが、日本女子ツアーで3勝を飾り推薦選手として韓国チームに合流することになったキム・ハヌルである。

今季は韓国ツアー出場はもちろん、韓国のバラエティ番組にも出演してその胸中を赤裸々に語って好感度を上げた“スマイルクイーン”は、どんなリーダーシップを見せるだろうか。

SNSにメンバーとのコミカル写真もアップ

もともと“姉御肌”で面倒見の良い選手だけに、若手との調和でどんな化学反応が起こるかに注目が集まるが、キム・ハヌルは早くも若手たちの心を掴んだようだ。

というのも、キム・ハヌルは最近、自身のインスタグラムに「THE QUEENS」に出場する9人の選手たちを紹介。

「キャプテンが初めてで下手でもしっかりついてきてくれてありがとう。かわいい後輩たち、一緒に頑張ろう」というコメントとともに、私服姿でコミカルなポーズをとる9人の韓国選手の姿を公開しているのだ(もちろん、キム・ハヌル自身も)。

大会前から絶妙なチームワークと一体感を披露していた韓国チーム。日本は、成田美寿々をキャプテンに、上田桃子、笠りつ子、堀琴音、西山ゆかり、穴井詩、比嘉真美子、川岸史果などが迎え撃つ。4年ぶりの日本人賞金女王となった鈴木愛も出場する。

はたして今年の「THE QUEENS」を制するのはどの国のツアー選抜だろうか。注目したい。

(文=慎 武宏)