日本はグループリーグでコロンビア、セネガル、ポーランドと対戦することが決まった

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 来年6月14日に開幕するロシアW杯のグループリーグ組み合わせ抽選会が1日にモスクワのクレムリンで行われ、日本はグループHに入り、ポーランド、セネガル、コロンビアと同組になった。

 抽選会直後のテレビインタビューでバヒド・ハリルホジッチ監督が「キーとなるのは初戦のコロンビア戦」と語ったように、来年6月19日に行われる初戦がグループリーグ突破の行方を大きく左右することになるのは間違いない。

 6大会連続6回目のW杯出場となる日本だが、過去5大会の初戦の成績は1勝1分3敗。初戦でアルゼンチンに敗れた98年フランス大会、オーストラリアに敗れた06年ドイツ大会、コートジボワールに敗れた14年ブラジル大会はいずれもグループリーグ敗退に終わっているが、初戦でベルギーと引き分けた02年日韓大会、カメルーンに勝った10年南アフリカ大会はいずれも決勝トーナメントに進出している。過去のデータを見ても、2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出は、初戦で勝ち点を挙げられるかどうかに懸かっていると言っても過言ではない。

 その初戦の相手は“因縁”のコロンビアだ。前回のブラジルW杯グループリーグ最終戦。日本はわずかに決勝トーナメント進出の可能性を残してコロンビアと対戦したが、1-4で敗れ、1分2敗のグループ最下位で敗退が決まった。指揮官が「日本にとっては前回大会のリベンジになるかと思う」と話すまでもなく、ブラジルW杯経験者にとっては、14年6月24日に止まったままの時計の針を再び動かす意味でも重要な一戦となる。

 気になるのは、その日程か。大会は来年6月14日に開幕し、ロシア対サウジアラビアの開幕戦で幕を開けるが、H組に入った日本の初戦は大会6日目の6月19日。出場32か国の中でH組の4チームが最後に初戦を迎える。大会が始まれば、他国の情報にも自然と接する選手たちは否応にもW杯特有の緊張感が高まるもの。精神的に張り詰めた状態が長期間続けば、それだけで疲弊する。フィジカルコンディションだけでなく、メンタル面でもいかに初戦に合わせていくかが大事になりそうだ。

 開催都市で見ると、初戦のコロンビア戦がサランスク、第2戦のセネガル戦がエカテリンブルク、ポーランドとの最終戦がボルゴグラード。開催11都市の中で最東端に位置するエカテリンブルクはサランスク、ボルゴグラードと2時間の時差がある。6月の平均最高気温はサランスクとエカテリンブルクが約23度で、黒海やカスピ海にも近い西南部のボルゴグラードは約27度。時差や気候に合わせたコンディション調整も必要だ。

 過去の対戦成績では対コロンビア、対セネガルがともに1分2敗と勝ったことがない。ポーランドとは過去に2度対戦し、2勝しているが、最後に対戦したのは02年までさかのぼる。いずれにせよ、いずれも一筋縄ではいかない相手。初戦のコロンビア戦で何としても勝ち点を奪い、心身ともに万全の態勢でセネガルとの第2戦に必勝を期したい。


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