まさかうちの子が……。ある日、突然告げられた子どもの頭シラミ。生きた虫が、小さな子どもの頭のに住み着いているなんて! 子どもの集団生活で感染しやすい「シラミ」症の体験談についてまとめました。

■嘘でしょ!? 保健師から告げられた「頭シラミ」

6歳の年長の次女を保育園に迎えに行ったときのこと。保健師から「お話があります」と言われました。なんだろうと怪しんでいたら、「まず同じクラスの●●ちゃんの頭にシラミがいるのがわかりました。子供同士ですと頭をくっつけてお絵かきしたり遊んだりするので、紙芝居を読んでいる間に、クラス全員の頭を調べさせていただいたらお宅のお子さんの髪の毛にも生きたシラミと卵が見つかりました。」と言われました。
えっ! 頭シラミ!!?

そして、ウチの子の頭から見つかった成虫と卵がガムテームに張り付けたものをいただきました。初めての経験だったのはもちろんですが、こんな生きた虫が頭の中に住んでるなんて気持ち悪い……。対処方法や今後の過ごし方などを自治体から出てる配布資料と共に説明を受けました。夏だったこともあり駆除できるまではプールには入れませんとのこと。もう色々と大変……。

しかし次女は頭を掻いたり、痒がったりすることはなかったので、尚更びっくり。なぜ気がつかなったんだ! そして、実は心当たりのある私……。ここ数日、猛烈に髪の生え際や頭の中が痒くかきむしってました。かゆみの原因は汗かと思いシャンプーもミント系に変えるなどして対応していたものの、大人にしては恥ずかしいレベルの赤みが髪の生え際や顔の周りにちらほら……まさか、頭シラミだったとは!!! ということはウチの小学3年生の長女も?!
頭の中では、タオルの洗濯(使うたび毎回)、枕カバーの洗濯(毎朝)、シーツの洗濯(毎朝)、子どもの髪を丹念に洗う(毎晩)作業などを想像してはげっそり。あー面倒くさい!

■シラミ症にかかったら…家でできる対処法について

保育園からもらった冊子に、まずは消毒液の入ったスミスリンシャンプーを買ってくださいとあったので、その足で薬局へ。今まで見たこともないけどちゃんと売ってました。価格は2200円ほど。説明文を読むと、“孵化したものはシャンプーに含まれる消毒液で死ぬが、卵は死なないので、今いる卵が孵化する1週間くらいの間に3日に一度、消毒液入りシャンプーを使用し、専用のクシで髪の中にいる卵と成虫を駆除する“と書いてある。

まずは次女から。家ですぐにお風呂に連れてシャンプーをしました。すでに保育園でケアされているのでクシですいても卵らしきものは出てこない。
続いて自分。ネットで調べたら、頭シラミは毛の生え際を噛むらしい。あーもっと早くに気がつきたかった。念入りに何度も何度もシャンプーをしては洗い流し、下にテッシュペーパーをひいて髪をすきました。
ここでわかったのは、頭シラミの生きた成虫は水と一緒に流れるが、卵は爪の先でシゴくようにしないと取れないということ。かなり面倒な作業です。木の枝にくっついてるカマキリの卵を思い出しました……。

そして長女は肌が弱く、常に身体のいろんな場所をボリボリしてます。季節は夏だったのでこの時も汗疹で首や脇の下を掻いてました。頭もつねにボリボリ。
習い事から帰ってきた長女の頭を早速見てみると、、、いるわいるわ、生きた頭シラミの成虫が3〜4匹ほか卵も多数。怖いー! 頭の中にも赤い発疹が多数。「痒くて死にそうだよー」という本人。なんで早く言わないんだよ……。

■とにかく毎日の毛づくろいで卵を撲滅

そこから毎日、寝具やタオルを使うたび洗濯。2日おきにシャンプーをしてお猿さんのノミとりみたいに毛づくろいを毎晩行いました。その甲斐あって、次女は1週間で頭シラミの駆除が完了。長女はなんだかんだで頭シラミ駆除に2週間かかりました。最初の1週間は頑張っても卵がなくならず、すごく疲れました。仕方ないので、クシだけでなく髪の毛の中を毎日1時間くらいかけてくまなく探し、卵を撲滅。

特に髪の長い子はケアが大変です。とはいえ、このために髪を短くカットするのもかわいそうなので根気よくクシを通すしかありません。正直、自分に関してはいつ撲滅できたのかよく分かりませんが、子供達の髪の毛から卵がなくなるまで1週間くらい。私自身の痒みがおさまるまで約2週間。私はその間、生え際や頭の中が猛烈に痒くて辛かったです。

不思議だったのは頭シラミの卵は白色なのに、クシについたものをガムテープに貼り付けてみると茶色になること。潰れると茶色くなるのかな? 

■まとめ

子どもが頭をぽりぽり掻いていたら汗疹、湿疹の他に、頭シラミも疑ってみましょう。保育園や小学校で毎年何名か見つかってます。そして、本当に面倒ですが根気よく髪の毛から駆除をする、対処法はそれしかないのが現状です。

集団生活での感染と、防ぎようのないシラミ症。こんな症状が起こりうることを頭の隅っこに覚えておいて、見つけたら即対処! 家庭内での二次感染を防ぎたいものです。

(編集・制作 gooヘルスケア)文/亀井満月