ロジャー・フェデラー【写真:Getty Images】

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36歳を迎えたレジェンド、地元紙で引退について言及「数多く憶測されている。ただ…」

 今シーズンのテニス界のメインキャストといえば、もちろん、ロジャー・フェデラー(スイス)だった。1月の全豪オープンで復活優勝に始まり、通算8度目のウィンブルドン制覇など、卓越したプレーぶりを世界に披露したが、地元のスイス紙「Coopzeitung」の取材に応じ、今後のキャリア、そして妻のサポートについて言及している。

 10月に36歳を迎えたフェデラー。現役生活も終盤を迎えたとの見方が多くを占める中での大活躍となったが、まだまだ老け込むつもりはないようだ。記事では今後も精力的なプレーを見せることを誓っている。

「みなさんも私がいつまでプレーできるかと注目しているだろう。ファンの人々もこのような流れが続いてほしいと思うだろうし、私自身もテニスを楽しんで、アスリートとしての活動と家庭との生活を両立して、できる限り続けていきたいと思っているよ」

 同時に語っているのは、やがて迎えるだろう「引退」の2文字についてだ。本人の口からは、思いはこのように語られた。

「私の引退については数多く憶測されていて、それが現実になるまで絶えることはないだろうね。ただ、自分自身は引退について頻繁に考えないようにしているんだ。自分自身がそれを考えれば考えるほど(引退が)近づいてくるのでは、と個人的には考えている」

元選手のミルカ婦人との関係性「彼女とテニスをするか? 年5回くらい、休日にね」

 考えれば、思考は現実化してしまう。だからこそ、先のキャリアを考えるより、今この一瞬に全力を注いでいるようだ。また、元テニス選手であるミルカ夫人のサポートについて聞かれると、仲睦まじい様子を口にしている。

「精神的に手助けしてくれているんだ。私がナーバスになっているとき、彼女は理解してくれて建設的な意見をくれるんだ。彼女とテニスをするか? 年5回くらい、休日にね」

 最愛の支えを受けながら、長いキャリアを戦い抜いている王者。公私ともに充実した時を過ごすことが、フェデラーの高いモチベーションを保つ秘訣なのかもしれない。