日本代表DF槙野、W杯本大会へ“チャレンジャー精神” 「特に当たりたい相手はない」

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吉田の相棒として存在感を放つ槙野「どこと当たっても自分たちはチャレンジャー」

 ロシア・ワールドカップ(W杯)のグループステージ組み合わせ抽選会が現地時間12月1日(日本時間2日午前0時)に行われる。

 本大会行きのメンバー入りを目指す浦和レッズの日本代表DF槙野智章は「どこと当たっても自分たちはチャレンジャー」と強調した。

 バヒド・ハリルホジッチ監督の就任時から、槙野は継続的に代表招集されてきた。そして今年10月の国内2連戦と、11月の欧州遠征(ブラジル、ベルギー戦)でフル出場。現在、DF吉田麻也(サウサンプトン)の相棒として最も存在感を放っていると言っていい存在だ。

 Jリーグ最終節の横浜F・マリノス戦を翌日に控えた槙野は、抽選会について「もちろん気にはなります」とした上で、「特に当たりたい相手はないです」と話した。そこには、日本の“立ち位置”を強く意識した言葉が並んでいる。

「どこと当たっても自分たちはチャレンジャーですから、どんな相手が来ても勝つためのサッカーをしたいと思っています。一つは相当に強いチームが入るわけですから、どこが来ても一緒だという気持ちですね」

「個人がパワーアップしなければ…」

 槙野が話すように、ポット1に揃うFIFAランク上位国や、ポット2のスペインなど強豪が少なくとも1カ国は組み込まれることが予想される。それだけに、欧州遠征で対戦したブラジルやベルギーは一つの物差しになるが、槙野はさらなる成長の必要性を話している。

「チーム、個人とも成長しないといけないと思っています。ブラジル、ベルギーと11月にやりましたけど、相手だってそこからパワーアップしてくると思っています。チームとしての成熟度だけではなく、個人がパワーアップしなければいけない」

 挑戦者の立場を強調するのは、バヒド・ハリルホジッチ監督の言葉とも一致する。日本の最終ラインを担う存在になりつつある男は、ただ“天命”を待つつもりだ。

【了】

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images