日本統治時代の貯木場、景勝地として再スタートへ/台湾・花蓮

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(花蓮 1日 中央社)東部・花蓮県にある日本統治時代の貯木場が、3年にわたる整備を経て、6日から、原住民(先住民)の歴史や豊かな自然に触れることができる景勝地として新たなスタートを切る。

「吉利潭」と呼ばれる同地には豊かな水をたたえる湖があり、かつて地元に住むアミ族の人々が雨期には水に親しみ、乾期に雨乞いの儀式を行った場所とされる。林業が盛んだった日本統治時代には木材の集積、貯蔵に使われた。林業が下火になってからは放置され、長い間、顧みられることはなかった。

農業委員会水土保持局花蓮分局の陳淑媛局長によると、同局は2014年から、3.2ヘクタールに及ぶ同地の修繕工事に着手。湖に長さ38メートル、幅22メートルのアーチ橋を架け、台湾の形をした人工島「蓬莱仙島」を築いたほか、水生植物園なども整備した。湖の周囲には818メートルの遊歩道が巡らされ、山や樹木の緑が映る水面を眺めながらの散策を楽しめるという。

(李先鳳/編集:塚越西穂)