横綱白鵬は日本相撲協会の八角理事長に面と向かって、「貴乃花親方のもとでは冬巡業に参加できない。これは力士の総意だ」といったという。また、きのう30日(2017年11月)の理事会に呼び出され、九州場所で黒星に抗議したり、「日馬富士と貴ノ岩を土俵に戻したい」と発言して万歳三唱したことを厳重注意されたが、鼻歌まじりで車に乗り込んで帰っていった。もはや、自分が大相撲を仕切っているかのような振る舞いだ。

ベテランスポーツ記者の大隅潔氏は「力士が巡業に参加しないとは、普通なら廃業と言われても仕方がないことです」と呆れる。

長嶋一茂(スポーツキャスター)「貴乃花が思っている横綱の品格は、モンゴル人力士のとはまったくちがう。これでは日本の相撲がおかしくなるというアピールだとも考えられるよね」

九州巡業は春日野親方が同行

2人の対立は過去にもある。巡業のバスに白鵬が遅れたときに、貴乃花が発車を命じた。白鵬がモンゴル国籍のまま親方になることを希望したことを聞いた貴乃花が、難色を示したともいわれる。

相撲の取り方も正反対だ。白鵬は立ち合いのかち上げや土俵を割った後まで相手を突き飛ばすダメ押しを格下力士相手にもしばしばやるが、「貴乃花は絶対にやらない」(大隅氏)という。

理事会は3日から始まる九州の冬巡業を巡業部長の貴乃花親方ではなく、春日野親方が仕切ることにした。白鵬はしてやったりと思ってるんじゃないかな。